特許
J-GLOBAL ID:200903027885279199

磁気共鳴イメージング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 多田 公子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-097632
公開番号(公開出願番号):特開2001-276016
出願日: 2000年03月31日
公開日(公表日): 2001年10月09日
要約:
【要約】【課題】造影MRA計測において撮像タイミングのずれによる影響を低減しつつ、血管全体を高コントラストに描出する。また、選択的に動脈像の描出を可能とする。【解決手段】スライスエンコード数及び位相エンコード数で規定されるk空間の各格子点に配置される計測点を、原点を共有し、互いに複素共役関係にある2つの群に分割し、順次計測する。目的血管の造影剤濃度が高くなり始めた時点で第1群の計測を開始し、ここでは原点からの距離が漸次的に近づくように計測点を高周波成分から低周波成分に向かってサンプリング制御して濃度がピークとなる時点で原点近傍を計測し、第2群では逆にその距離が漸次的に離れていくようにサンプル点を低周波成分から高周波成分に向かってサンプリング制御する。これによって低周波成分を計測するときが造影剤濃度ピークとなるようにする。
請求項(抜粋):
被検体の置かれる空間に静磁場を発生する静磁場発生手段と、前記空間にスライス方向、位相エンコード方向及び読み出し方向の各傾斜磁場を与える傾斜磁場発生手段と、前記被検体の生体組織の原子核に核磁気共鳴を起こさせるために高周波磁場を照射する送信系と、前記核磁気共鳴により放出されるエコー信号を検出する受信系と、前記傾斜磁場発生手段、送信系および受信系を制御する制御系と、受信系で検出したエコー信号を用いて画像再構成演算を行なう信号処理系と、得られた画像を表示する手段とを備えた磁気共鳴イメージング装置において、前記制御系は、スライスエンコード及び位相エンコードを付与する三次元シーケンスを実行し、この際、スライスエンコード数および位相エンコード数で規定されるk空間の計測点を、原点を共有し、互いに複素共役の関係にある第1及び第2の群に分割し、第1の群では原点から計測点までの距離が計測順に漸減し、第2の群では原点から計測点までの距離が計測順に漸増するように前記スライス方向および位相エンコード方向の傾斜磁場発生手段を制御することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/48
FI (3件):
A61B 5/05 311 ,  A61B 5/05 372 ,  G01N 24/08 510 Y
Fターム (13件):
4C096AA10 ,  4C096AA11 ,  4C096AB04 ,  4C096AB11 ,  4C096AD06 ,  4C096AD12 ,  4C096BA06 ,  4C096BA13 ,  4C096BB18 ,  4C096BB32 ,  4C096DA01 ,  4C096DC33 ,  4C096DC36

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