特許
J-GLOBAL ID:200903027895055892

蒸気圧縮式冷凍サイクル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本田 紘一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-155235
公開番号(公開出願番号):特開2000-346466
出願日: 1999年06月02日
公開日(公表日): 2000年12月15日
要約:
【要約】【課題】 現在使用のフロンはオゾン層の破壊の原因となるので、例えば、二酸化炭素CO2が冷媒として研究されているが、フロンに比べて臨界温度が高いことである。これら超臨界状態における冷凍サイクルにおいて、内部熱交換器を取り付けることで、急激な温度上昇を伴い、この温度上昇が潤滑油の劣化や圧縮機の破損の原因となる。【解決手段】 超臨界冷凍サイクルにおいて冷凍効果の維持と冷媒の過熱化よる圧縮器の破損防止、従来型の内部熱交換器を有する単圧縮単膨張冷凍サイクルに、圧縮機に吸入される冷媒温度測定する温度センサーと、温度センサーの温度測定結果を受けて温度内部熱交換器を流れる冷媒量を調整する三方弁を設ける。
請求項(抜粋):
超臨界サイクルでの蒸気圧縮式空気調和システムにおいて、(1)圧縮機、ガス冷却器、内部熱交換器、蒸発器、膨張弁、三方弁および温度センサーを有する蒸気圧縮式装置構造をもち、(2)圧縮機による圧縮過程、ガス冷却器による冷却過程、内部熱交換器による高圧側冷媒と低圧側冷媒との熱交換過程、膨張弁による膨張過程、蒸発器による蒸発過程、内部熱交換器による高圧側冷媒と低圧側冷媒との熱交換過程、および圧縮器による圧縮過程、の冷凍サイクルに加え、(3)圧縮機から吐出される圧縮冷媒の高圧化による温度急上昇を抑えるために、圧縮機の吸入側の冷媒温度を温度センサーで測り、低圧側の内部熱交換器吸入側と蒸発器吐出側の経路間に三方弁を設け、温度センサーの温度状況に応じて三方弁のバイパス側経路の開度によって内部熱交換器に流れる冷媒量を調整し、圧縮機吸入冷媒の温度上昇を制御する三方弁と温度センサーによる冷媒の温度調整機能を有することを特徴とする蒸気圧縮式冷凍サイクル。
IPC (2件):
F25B 1/00 304 ,  F25B 1/00 395
FI (2件):
F25B 1/00 304 R ,  F25B 1/00 395 Z
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特表平6-510111
  • 特表平6-510111
  • 蒸気圧縮式冷凍サイクル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-002570   出願人:株式会社日本自動車部品総合研究所, 株式会社デンソー
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