特許
J-GLOBAL ID:200903027898082270

移動体識別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 茂信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-334087
公開番号(公開出願番号):特開平6-181449
出願日: 1992年12月15日
公開日(公表日): 1994年06月28日
要約:
【要約】【目的】 通信領域に複数の応答器が存在しても混信の生じない移動体識別装置を提供する。【構成】 質問器4と応答器8-1、...の通信用として時分割nチャネルが設定され、質問器4は送信すべきデータに各チャネルの空の有無を示すチャネル情報を付して送信し、このチャネル情報を受けた各応答器8-1、...8-nは、空チャネルの任意の1つを選択して返送すべきデータに自己固有のIDコードを付して返送する。質問器8は、返送されてきたデータにつき、チャネル毎に衝突等の誤りがないか否かを判別し、誤りがなければ、そのチャネルの占有権を対応する応答器に付与する。誤りがある場合は、次のサイクルで、そのチャネルのチャネル情報を空としたままで送信し、これを受信した応答器は、空チャネルを確認し、任意の空チャネルを選択し、返送すべきデータにIDコードを付して再返送する。
請求項(抜粋):
移動路に固設される質問器と、各移動体に設けられる応答器とからなる移動体識別装置において、質問器と応答器間の通信用として所定数の時分割チャネルが設定され、質問器には、応答器に対し送信すべきデータにチャネル毎に割当の空の有無を示すチャネル情報を送信する手段を備え、各応答器には送信されて来たチャネル情報の空チャネルの任意の1つを選択して、自己固有のIDコードを返送データに付して返送する手段を備え、かつ前記質問器に、返送に使用されたチャネルで伝送誤りの有無を判別する手段と、伝送誤りがない場合に、そのチャネルを使用してデータ返送した応答器に占有権を付与する手段と、伝送誤りがある場合、そのチャネルに空情報を付して、次サイクルに前記送信手段より、チャネル情報を再送させる手段を備えるとともに、前記各応答器に、再送されて来たチャネル情報により、自器がまだチャネル占有権が与えられていない場合に、未だ空の任意のチャネルに変更して、前記返送手段より返送データ及び自己固有のIDコードを返送させる手段を備え、応答器に任意のチャネルの占有権が与えられるまで、質問器からの空チャネル情報の送信と、応答器から任意の空チャネル選択の応答を繰り返すようにしたことを特徴とする移動体識別装置。
IPC (5件):
H04B 5/00 ,  G07B 11/00 ,  G07B 15/00 ,  G07C 11/00 ,  H04B 7/26

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