特許
J-GLOBAL ID:200903027911293324

合成開口レ-ダ装置及び合成開口レ-ダの像再生方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-001228
公開番号(公開出願番号):特開2000-199790
出願日: 1999年01月06日
公開日(公表日): 2000年07月18日
要約:
【要約】【課題】 速度誤差及び測距誤差も除去する合成開口レーダ像再生方法を得る。【解決手段】 画像処理部が、レーダプラットフォームの影響をレーダ受信信号より除去する1、リニアFM変調し帯域拡張した送信パルスにより距離分解能を改善する2、反射信号記録レンジの遷移を補償する14、1レンジのデータ列を選択する5、選択データ列をフーリエ変換する15、アジマス圧縮用アジマス参照信号を作成しデータ列と乗算する16、データ列を同長の2データ列に分割し逆フーリエ変換する6、逆フーリエ変換した2データの相互相関をとりピーク位置を求める8、該ピーク位置から測距誤差量を概算する19、誤差量減少のデータに再び上記処理を行い徐々に算出精度を上げ繰り返し処理制御をする20、誤差量を求めそれを反映させ参照信号を計算する21、参照信号を用いて角度分解能を改善する18を備ける。
請求項(抜粋):
高周波パルス信号を発生する送信部と、レーダプラットフォームに搭載され、前記高周波パルス信号を観測領域へ照射するとともに、前記観測領域で反射したエコー信号を収集する送受信アンテナと、送信と受信を切替える送受信切替部と、送受信アンテナが受信した信号を増幅する受信部と、レーダプラットフォームの動揺の影響をレーダの受信信号より除去する動揺補償処理部と、リニアFM変調して帯域を拡張した送信パルスを利用して距離分解能を改善するパルス圧縮処理部と、反射信号の記録されるレンジの遷移を補償するレンジマイグレーション補償処理部と、任意の1レンジのデータ列を選択する1レンジ選択部と、選択されたデータ列をフーリエ変換するアジマスFFT部と、アジマス圧縮に利用するアジマス参照信号を作成し、それをデータ列と乗算する参照信号作成部と、データ列を同じ長さの2つのデータ列に分割し逆フーリエ変換するアジマス開口分割部と、逆フーリエ変換した2つのデータの相互相関をとり、そのピーク位置を求めるMap相互相関部と、そのピーク位置から測距誤差量を概算する測距誤差算出部と、誤差量の減少したデータに再び上記処理を行うことで徐々に算出精度を上げるための繰り返し処理の制御をする収束判定部と、誤差量を求めた後、それを反映させた参照信号を計算する参照信号作成部と、参照信号を用いて角度分解能を改善するアジマス圧縮処理部と、を備えたことを特徴とする合成開口レーダ装置。
IPC (2件):
G01S 13/90 ,  G01S 13/28
FI (2件):
G01S 13/90 ,  G01S 13/28 A
Fターム (10件):
5J070AB01 ,  5J070AC02 ,  5J070AC06 ,  5J070AD08 ,  5J070AF06 ,  5J070AF08 ,  5J070AH04 ,  5J070AH25 ,  5J070AH35 ,  5J070AK22

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