特許
J-GLOBAL ID:200903027920295810

縦型遊技機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-331220
公開番号(公開出願番号):特開平11-137801
出願日: 1997年11月14日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 作業者の右利き、左利き、体格(身長)等の差に拘らず手早く安全にかつ楽に機体を着脱できるようにした縦型遊技機を提供する。【解決手段】 外枠Aに対する前枠Bの組付けでは、下の開閉連結手段における支軸と軸孔とを上下に嵌挿連結したもとで、上の開閉連結手段H1における支持具20の支軸25を受け具27の軸受出し口48に広角的な方向から相対的に受入れて、閉鎖位置のロック部材40を開放位置に変位させつつ軸孔31の開口側面から嵌合連結して、閉鎖位置に復帰されたロック部材40で軸孔31内の支軸25を抜け止め保持する。また、外枠Aに対する前枠Bの組外しでは、ロック部材40を係止手段33,50によりロック解除位置に保持したもとで、支軸25を軸孔31の開口側面から相対的に離脱させつつ軸受出し口48に引出して両枠A,Bを分離する。
請求項(抜粋):
外郭用固定枠をなす外枠(A)と搭載用開閉枠をなす前枠(B)とを、左側縁の上下に配設された開閉連結手段(H1,H2)により開閉および着脱可能に組付け支持して、縦向き設置姿勢で遊技に供し得る縦型遊技機において、前記下の開閉連結手段(H2)では、外枠(A)の左隅端前部の軸支部(10)に垂立固定された支軸(12)と、前枠(B)の左隅端前部の軸受部(13)に形成された軸孔(14)とが、互いに公差的な嵌挿寸法を以って上下方向に着脱可能で左右方向に回動可能な条件で嵌挿連結され、前記上の開閉連結手段(H1)では、外枠(A)の左上隅角部に固定されて左端前部に支軸(25)を下向きに固定した支持具(20)と、前枠(B)の左上端部に固定されて左端前部の軸受部(30)に側面を開口して支軸(25)を横向きに嵌合離脱し得る軸孔(31)を形成した受け具(27)と、この受け具(27)の水平上面で前記支軸(25)を案内し得る位置に旋回動可能に支持されて適宜付勢手段(47)により軸孔(31)の開口側面を常に閉鎖する位置と開放する位置とに往復変位可能とされたロック部材(40)とを備える一方、受け具(27)の水平上面外側とロック部材(40)の左外側縁に形成した案内面(44)との間に、前枠(B)の左上隅端の厚み方向に常に開口する軸受出し口(48)を形成すると共に、受け具(27)側とロック部材(40)側との間にロック部材(40)を指先操作してロック解除位置に係脱可能に係止保持できる係止手段(33,50,63,64,67,69)を配設し、前記下の開閉連結手段(H2)における支軸(12)と軸孔(14)とを嵌挿連結したもとで、上の開閉連結手段(H1)における支持具(20)の支軸(25)を受け具(27)の軸受出し口(48)に広角的な方向から相対的に受入れて、閉鎖位置のロック部材(40)を開放位置に変位させつつ軸孔(31)の開口側面から嵌合連結して、閉鎖位置に復帰されたロック部材(40)で軸孔(31)内の支軸(25)を抜け止め保持し得る一方、前記ロック部材(40)を係止手段(33,50,63,64,67,69)によりロック解除位置に保持したもとで、前記支軸(25)を軸孔(31)の開口側面から相対的に離脱させつつ軸受出し口(48)に引出して両枠(A,B)を分離し得るようにしたことを特徴とする縦型遊技機。

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