特許

J-GLOBAL ID：200903027924017849

粉末状薬剤用マルチドース吹き込み器

発明者： サルバトーレ ココツツア
出願人/特許権者： ミアト ソチエタ ペル アチオーニ
代理人 (1件)： 山本 量三 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-179291
公開番号（公開出願番号）：特開平5-200115
出願日： 1992年06月12日
公開日（公表日）： 1993年08月10日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】 粉末状の薬剤を数回の服用に十分な量を収容できる貯蔵部を備えた吸入器を提供する。【構成】 マルチードース吹き込み器は、貯蔵部34と、貯蔵部に収容した薬剤の取り出し計量部60、64と、患者の鼻腔に個々の服用量の薬剤を送り込む空気流を通路26内に作り出す手動ポンプ42を備えた吹き込み部42、26とからなる。取り出し計量部は、貯蔵部34から一回分の服用量の薬剤を取り出し、これを吹き込み部に送り込む、少なくとも1個のカップ64を備えた送り出し装置60からなる。カップ64は、軸線を同じくする底部穴66を有し、カップが吹き込み位置にあるとき、ポンプにより作り出された空気流が、この底部穴を通過する。この底部穴は、カップ64の口より実質的に小さいが、粉末薬剤が底部穴中を落下するがアーチング効果により防止される大きさである。

請求項（抜粋）：

粉末状薬剤用貯蔵部(34)と、貯蔵部に収容した薬剤の取り出し計量部(60、64)と、患者の鼻腔に個々の服用量の薬剤を送り込む空気流を通路(26)内に作り出す手動ポンプ(42)を備えた吹き込み部(42、26)とからなり、取り出し計量部(60、64)は、貯蔵部から一回分の服用量の薬剤を取り出し、これを吹き込み部に送り込む、少なくとも1個のカップ(64)を備えた送り出し装置(60)からなり、カップは、軸線を同じくする底部穴(66)であって、カップ(64)が吹き込み位置にあるとき、ポンプ(42)により作り出された空気流が通過する底部穴を備え、カップ(64)に形成した底部穴(66)は、カップ(64)の口の大きさより実質的に小さいが、粉末薬剤が底部穴中を落下するのがアーチング効果により防止される大きさである、微細なまたは微少な粉末状の薬剤を鼻から投与するためのマルチードース吹き込み器(10)。