特許
J-GLOBAL ID:200903027926237781

脱脂炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 和久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-338049
公開番号(公開出願番号):特開平9-157036
出願日: 1995年11月30日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 加熱された不活性ガスを脱脂炉の加熱室内に送り込むことにより脱脂をする構造の脱脂炉で、等重量減少割合制御法を実現できるように、その脱脂工程での成形体の重量変化を安全に測定できるようにする。【解決手段】 加熱室8の天井部7には上下に貫通する貫通孔33を設ける。加熱室8外に重量計32を設け、貫通孔33に空隙を保持して重量測定用のワイヤ36を通し、これを介して重量計32によってセラミック成形体Sの重量変化を測定可能とする。貫通孔33には貫通孔カバー42を設け、ワイヤ36の周囲の空間を通って加熱室8外に有機バインダー成分を含む爆発性ガスが漏出しないように、貫通孔カバー42を介してワイヤ36の周囲の空間に不活性ガスを送り込めるようにした。同ガスを送り込むと加熱室8外に爆発性ガスが漏出しない。
請求項(抜粋):
加熱された不活性ガスを脱脂炉の加熱室内に送り込むことにより焼成前のセラミック成形体を加熱し、そのセラミック成形体に含まれる有機バインダーを加熱により分解又は気化して除去するための脱脂炉において、前記加熱室にはその内外に上下に貫通する貫通孔を設けると共に該加熱室外に重量計を設け、前記貫通孔に空隙を保持して重量測定用の重量支持体を通し、該重量支持体を介して前記重量計によって前記セラミック成形体の重量変化を測定可能とすると共に、前記有機バインダーの除去過程において該セラミック成形体の重量変化を測定する際、前記重量支持体の周囲の空間を通って前記加熱室外に有機バインダー成分を含むガスが漏出しないように、前記不活性ガスを前記空間に送り込み可能の不活性ガス送り込み手段を設けたことを特徴とする脱脂炉。
IPC (3件):
C04B 35/638 ,  F27B 17/00 ,  B22F 3/10
FI (3件):
C04B 35/64 301 ,  F27B 17/00 C ,  B22F 3/10 C

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