特許
J-GLOBAL ID:200903027928562922
熱接着性網状構造体及びその製法
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-337978
公開番号(公開出願番号):特開平7-197366
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】 耐熱性、耐久性、クッション性の優れた蒸れにくいクッション材に適した熱接着成形が容易な熱接着性網状構造体を提供することを目的とする。【構成】 熱可塑性弾性樹脂からなる線条を曲がりくねらせ互いに接触せしめて、該接触部の大部分を融着せしめ3次元構造を形成した網状構造体の片面または両面を構成する線条の融点がその面と接する高融点弾性樹脂の線条の融点より少なくとも10°C以上低い低融点弾性樹脂からなることを特徴とする熱接着性網状構造体。及び、網状構造体の片面または両面に低融点熱可塑性弾性樹脂の層が形成されるように、及び、他の部分に高融点熱可塑性弾性樹脂の層が形成されるように分配したノズルより、各樹脂を融点より10°C以上、120°C以下の溶融温度でノズルより下方に向けて吐出させ、溶融状態で互いに接触させて融着させ3次元構造を形成しつつ、引取り装置で挟み込み冷却槽で冷却せしめて網状構造体を形成することを特徴とする熱接着性網状構造体の製法である。
請求項(抜粋):
高融点と低融点の熱可塑性弾性樹脂よりなり、高融点熱可塑性弾性樹脂の融点より10°C以上融点が低い低融点熱可塑性弾性樹脂からなる網状構造体が熱接着層を形成し、高融点熱可塑性弾性樹脂からなる網状構造体が基本層を形成し、両層が一体化されてなる熱接着性網状構造体であり、上記網状構造体は、連続線条を曲がりくねらせ多数のループを形成し、夫々のループを互いに接触せしめて、接触部の大部分が融着され、一定の幅と厚みを保形した三次元ランダムループ構造であり、該熱接着性網状構造の片面又は両面は実質的にフラット化された熱接着層で形成れ、該熱接着層の厚みが1mm以上、10mm以下であることを特徴とする熱接着性網状構造体。
IPC (5件):
D04H 3/16
, B68G 5/00
, D04H 1/54
, D04H 1/72
, D04H 3/00
引用特許:
前のページに戻る