特許
J-GLOBAL ID:200903027929149336

定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮川 清 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-139578
公開番号(公開出願番号):特開2003-330291
出願日: 2002年05月15日
公開日(公表日): 2003年11月19日
要約:
【要約】【課題】 電磁誘導によって加熱された定着部材を未定着トナー像が担持された記録媒体に圧接する定着装置において、非通紙領域の発熱を抑えて消費電力を低減する。【解決手段】 この定着装置は定着ロール11と加圧ロール12とを有し、定着ロールの内部には軸線方向に螺旋状の励磁コイル13bが配置されている。定着ロール11は導電性を有する金属製の円筒状芯金11aからなり、円筒状芯金の非通紙領域には、円筒状芯金の軸線方向に軸線を有するスリットが、周方向にほぼ等間隔をおいて複数設けられている。励磁コイルに交流電流が供給されると、励磁コイルの軸線方向に交番磁界が発生し、円筒状芯金の周方向に渦電流が誘導され、円筒状芯金がジュール発熱する。一方、非通紙領域では、スリットによって円筒状芯金の周方向に発生する渦電流の流路が遮断され、非通紙領域の発熱が抑制される。このため、非通紙領域を加熱する電力が低減される。
請求項(抜粋):
無端状の周面を有し、該周面が周回するように支持された定着部材と、前記定着部材の周面を加熱する加熱装置と、前記定着部材の外周面に当接され、該定着部材の周面の幅方向にほぼ均等な力で押圧される加圧部材とを有し、前記定着部材と前記加圧部材との間を通過する記録媒体上の未定着トナー像を、加熱及び加圧して該記録媒体に定着する定着装置であって、前記定着部材は、周面に沿って導電性層を有し、該導電性層は前記定着部材の前記記録媒体が通過する領域より縁部側に、該導電性層の周方向の連続性を遮断するようにスリットが設けられており、前記加熱装置は、前記定着部材の内側に配置され、該定着部材の幅方向に軸線を有する螺旋状に巻き回された励磁コイルを有し、交番磁界を発生して前記導電性層の周方向に渦電流を誘導するものであることを特徴とする定着装置。
IPC (3件):
G03G 15/20 101 ,  G03G 15/20 102 ,  G03G 15/20 103
FI (3件):
G03G 15/20 101 ,  G03G 15/20 102 ,  G03G 15/20 103
Fターム (10件):
2H033AA03 ,  2H033AA32 ,  2H033BA11 ,  2H033BA25 ,  2H033BA26 ,  2H033BA27 ,  2H033BB03 ,  2H033BB13 ,  2H033BB18 ,  2H033BE06
引用特許:
審査官引用 (5件)
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