特許
J-GLOBAL ID:200903027929997639

単管パイプ組立建築物の構造及び工事方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-120488
公開番号(公開出願番号):特開2002-317493
出願日: 2001年04月19日
公開日(公表日): 2002年10月31日
要約:
【要約】【課題】本工事方法は省資源、省力化のために市販の単管パイプ及びその部品を主とし設計寸法に合せた48.6Φパイプを切断しクランプ止めをするという特別な専門技術を省力化する極めて単純な作業工程による工事方法であります。【解決手段】柱、梁、大引、土台等、太物の木材を使用しない工法で、単管パイプに必要に応じて鉄筋を中央に置き、セメント又は樹脂モルタルを注入充填して強度を増したり各所に通し柱を加える事が容易であり重加重の柱にトラス式分散加重も可能な自在構造です。全体的に網目状にクランプで固定された構造は強度的に強靭で耐震性は抜群である。ただ、48.6Φの小径パイプの為見た眼には弱いのではないかと云う先入観念が左右される常識を打破すれば、白アリ等害虫の被害も生じない。
請求項(抜粋):
市販の48.6m/mの単管パイプ及び部品を主資材として、従来の木造建築等の柱、梁、大引、土台等の太物木材を使用しない、単管パイプ及びその部品による骨組構造体。【請求項2】市販の48.6m/mの単管パイプに450m/m間隔にコ字型金物を溶接して埋設部分以外のAパイプ、Bパイプに取付けておく。(1)その利用方法はタル木、ツーバイ材ネタ等の取付の為の金具取付パイプです。(2)埋設のA,Bパイプにセメント又はモルタルを注入時に、末端より空気抜きをし、モルタル充填を確認する為にパイプ上方に5m/m程の穴を1mおき位にあけておく。【請求項3】 48.6m/mパイプに13m/m丸鋼鉄筋を誘導ガイドにより、パイプの中心に収まるようにします。現場の状況によって丸鋼鉄筋のパイプの挿入を検討する必要があります。パイプの延長等の場合には直線ジョイント部分、水平垂直等重量及び長さ等現場の状況を加味の上、鉄筋挿入を連結時に決定する必要があります。【請求項4】外壁側の横(A)パイプ、床(B)パイプ、屋根(B)パイプ等は、始めよりコ字型金具を取付けたパイプを組立てます。【請求項5】加重の大なる所は13m/m鉄筋入りのパイプを又トラス式工法を使用します。建柱(Cパイプ)も重要な所は、平行して鉄筋入りパイプを建て強度増強を計ります。【請求項6】組立完了後水平部のパイプ上部に5m/mの穴を1m位の間隔で穴を空けて空気等を確認しながらセメント又は樹脂モルタルを注入充填します。通し柱は、最上部よりセメント又は樹脂モルタルを注入充填します。【請求項7】屋根裏フトコロをなるべく少なくし、居間天井下より熱気を導入し、屋根フトコロの温度を上昇させ、冬期間に降る雪を降雪と同時に融かし、排水管をつたって下水に流し込む。屋根裏に温度センサーを設置、居間よりの温度が設定温度に達しない時には温風暖房機が自動的に作動し、24時間設定温度を保ち、積雪による屋根への加重を著しく軽減させる仕様です。また夏は居間天井の熱気や天井裏の熱気を切替により屋根の排気モーター作動により熱気を排出する。
IPC (2件):
E04B 1/24 ,  E04B 1/30
FI (2件):
E04B 1/24 C ,  E04B 1/30 C
引用特許:
審査官引用 (10件)
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