特許
J-GLOBAL ID:200903027931471911

多孔質活性炭素成形体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高畑 正也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-199116
公開番号(公開出願番号):特開平6-024865
出願日: 1992年07月02日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】 高水準の比表面積を保有し、かつ高い材質強度と低い固有抵抗を兼備する吸着性能ならびに導電性能に優れる多孔質活性炭素成形体の製造方法を提供する。【構成】 平均気孔径50〜150μm 、気孔率50%以上の多孔性状を有するレーヨン抄造紙を積層して基材として、次の処理をおこなう。第1工程:基材をフェノール樹脂アセトン溶液液に浸漬して含浸処理し、加熱硬化したのち非酸化性雰囲気下で1300°Cの温度で焼成炭化処理する。第2工程:得られた多孔質ガラス状炭素成形体にフェノール樹脂アセトン溶液を二次含浸し、ついで炭酸ガス炭酸ガスの連続通気雰囲気下で950°Cの温度に加熱して二次含浸樹脂の焼成炭化と賦活処理を同時に施す。
請求項(抜粋):
平均気孔径50〜150μm 、気孔率50%以上の多孔性状を有する抄造紙を所定の厚さに積層して基材とし、該基材に残炭率40%以上の熱硬化性樹脂液を含浸し、加熱硬化したのち非酸化性雰囲気下で1300〜2000°Cの温度範囲で焼成炭化処理する第1工程と、得られた多孔質ガラス状炭素成形体に残炭率40%以上の熱硬化性樹脂液を二次含浸し、ついで賦活化ガスの連続通気雰囲気下に900〜1000°Cの温度域で加熱して二次含浸樹脂の焼成炭化処理と賦活処理を同時に施す第2工程とからなることを特徴とする多孔質活性炭素成形体の製造方法。
IPC (5件):
C04B 38/06 ,  B01J 20/20 ,  C01B 31/08 ,  C04B 35/52 ,  C04B 38/00 304

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