特許
J-GLOBAL ID:200903027932333431

易裂性付与装置および易裂性が付与された未密封袋の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-014329
公開番号(公開出願番号):特開平8-267618
出願日: 1996年01月30日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【課題】 封じられた液体注出部が位置する未密封袋のコーナ部に斜め方向に容易に引裂くことが可能である易裂性を付与する易裂性付与装置を提供する。【解決手段】 加工フィルムに形成された未密封袋の液体注出部が位置するコーナ部に易裂性を付与する装置であって、表面領域にモース硬度5以上の多数の粒子が付着された第1穿孔部を有する下部ブロックと、下部ブロックの上方に配置され、第1穿孔部に対向する表面領域にモース硬度5以上の多数の粒子が付着された第2穿孔部を有する上部ブロックと、上部ブロックを下部ブロックに向けてそれらブロックの第1、第2の穿孔部の粒子先端間の距離が下部ブロック上に供給された加工フィルムの厚さより小さくなる位置まで移動させ、これにより加工フィルムの未密封袋のコーナ部両面に多数の粒子の鋭い角部を圧入して多数の未貫通孔を形成する駆動手段とを具備したことを特徴とする。
請求項(抜粋):
内面側に熱融着性樹脂面を持ち、両端が開口された平坦で筒状の包装フィルムを熱シールすることにより作製され、一辺の少なくとも一部が開口された複数の未密封袋が形成された加工フィルムを対象とし、前記加工フィルムの前記未密封袋の封じられた液体注出部が位置するコーナ部に易裂性を付与する装置であって、表面領域に第1穿孔部を有し、この第1穿孔部は前記表面領域に鋭い角部を持つモース硬度5以上の多数の粒子を付着することにより形成される下部ブロックと、前記下部ブロックの上方に配置され、前記第1穿孔部に対向する表面領域に第2穿孔部を有し、この第2穿孔部は前記表面領域に鋭い角部を持つモース硬度5以上の多数の粒子を付着することにより形成される上部ブロックと、前記上部ブロックを前記下部ブロックに向けてそれらブロックの第1、第2の穿孔部の粒子先端間の距離が前記下部ブロック上に供給された加工フィルムの厚さより小さくなる位置まで移動させ、これにより前記加工フィルムに形成された前記未密封袋の前記コーナ部の両面に前記多数の粒子の鋭い角部を圧入して多数の未貫通孔を形成する駆動手段とを具備したことを特徴とする易裂性付与装置。
IPC (3件):
B31B 29/90 ,  B65B 61/18 ,  B65D 33/00
FI (3件):
B31B 29/90 ,  B65B 61/18 ,  B65D 33/00 C
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-110647
  • 特開平4-006046

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