特許
J-GLOBAL ID:200903027934003765

内燃機関のバルブ特性制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-183370
公開番号(公開出願番号):特開平10-030413
出願日: 1996年07月12日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】バルブの開閉時期を変更する機構と、バルブのリフト量を変更する機構との構成を簡素化するとともに、両機構の設置スペースを小型化可能な内燃機関のバルブ特性制御装置を提供すること。【解決手段】カム面C1とカムシャフト10の中心部間の距離が徐々に変位するテーパ状のカムCをカムシャフト10に設けたとともに、リングギア48とカムシャフト10とを連結し、リングギア48の回転移動及び軸線方向への移動に連動してカムシャフト10が回転移動及び平行移動するようにした。これにより、リングギア48の回転移動にともない、カムシャフト10の位相がズレてバルブ開閉時期が変化する。また、リングギア48の軸線方向への移動にともないカム面C1に対するシュー8bの接触位置が変位してバルブリフト量が変化する。これにより、共通の駆動源、制御回路、及びバルブ特性制御機構25により、バルブオーバラップ量及びバルブリフト量を変更することができる。
請求項(抜粋):
カムシャフトを中心に配置され、内周面にヘリカル状の内歯を有する回転体と、前記カムシャフトと前記回転体との間に配置され、前記回転体の内歯に噛合するヘリカル状の外歯を有し、前記カムシャフトと一体回転するとともにカムシャフトの軸線方向に移動可能なリングギアと、前記カムシャフトと一体回転可能に設けられ、カムシャフトの軸線方向にそのプロフィールが所定の変化量をもって形成されている吸気バルブ又は排気バルブを往復動させるためのカムと、前記リングギアをカムシャフトの軸線方向に移動させる移動手段とを備えたことを特徴とする内燃機関のバルブ特性制御装置。
IPC (2件):
F01L 13/00 301 ,  F01L 1/08
FI (2件):
F01L 13/00 301 C ,  F01L 1/08 Z
引用特許:
審査官引用 (5件)
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