特許
J-GLOBAL ID:200903027940429324

リン酸モノエステルの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 馨 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-109375
公開番号(公開出願番号):特開平7-316170
出願日: 1994年05月24日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【目的】 反応物が高粘度なゲル状物になることなく工業上容易に極めて高純度でリン酸モノエステルを製造でき、副生オルトリン酸の少ないリン酸モノエステルの製造方法の提供。【構成】 P2O5とリン酸及びポリリン酸から選ばれる1種又は2種以上から成るリン酸化剤と、有機ヒドロキシ化合物とを反応させる際、まずP2O5に換算した該リン酸化剤1モルに対し該リン酸化剤をP2O5・nH2Oとして表した場合のnH2Oを含めて水が 0.5〜1.5 モル倍、有機ヒドロキシ化合物を 0.4〜1.0 モル倍になるように調製した混合物を反応させ、次いで得られた生成物に反応系内の未反応有機ヒドロキシ化合物が特定の条件を満たす状態で有機ヒドロキシ化合物を加え反応を行う。
請求項(抜粋):
五酸化リンとリン酸及びポリリン酸からなる群より選ばれる1種又は2種以上との混合物からなるリン酸化剤と、有機ヒドロキシ化合物とを反応させる際、以下の工程I及び工程IIを行うことを特徴とするリン酸モノエステルの製造法。<工程I>P<SB>2</SB>O<SB>5</SB>に換算した該リン酸化剤1モルに対し、該リン酸化剤をP<SB>2</SB>O<SB>5</SB>・nH<SB>2</SB>Oとして表した場合のnH<SB>2</SB>Oを含めて水が 0.5〜1.5 モル倍、有機ヒドロキシ化合物が 0.4〜1.0 モル倍になるように調製した混合物を反応させる工程。<工程II>次いで工程Iにて得られた生成物に反応系内の未反応有機ヒドロキシ化合物が常に次の式(1)で表される条件を満たす状態で有機ヒドロキシ化合物を加え反応を行う工程。【数1】〔A:工程IでのP<SB>2</SB>O<SB>5</SB>に換算したリン酸化剤のモル数B:工程Iでの該リン酸化剤をP<SB>2</SB>O<SB>5</SB>・nH<SB>2</SB>Oとして表した場合のnH<SB>2</SB>Oを含めた水のモル数〕
IPC (2件):
C07F 9/09 ,  C07B 47/00

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