特許
J-GLOBAL ID:200903027947304160

高張力溶融めっき鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 興作 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-271216
公開番号(公開出願番号):特開2002-173714
出願日: 2001年09月07日
公開日(公表日): 2002年06月21日
要約:
【要約】【課題】 高張力鋼板でありながら、不めっきの発生がほとんどない高張力溶融めっき鋼板を提供する。【解決手段】 鋼成分について、Siを 0.5〜1.5 mass%でかつ 5 ×Si(mass%)<Mn(mass%)を満足する範囲に規制した上で、Nb:0.005 〜0.2 mass%と、Cu:0.5 mass%未満、Ni:1.0 mass%未満、Mo:1.0 mass%未満のうちから選んだ1種または2種以上の合計:0.03〜1.5 mass%とを複合添加した組成になる高張力鋼板を、露点が0°C以下、-45°C以上の還元性雰囲気中にて 750°C以上の温度で再結晶焼鈍したのち、冷却し、ついで鋼板の表面に生成した酸化物を酸洗除去した後、再度、露点が-20°C以下の還元性雰囲気中にて 650°C以上、850 °C以下の温度に加熱し、この再加熱温度からの降温途中で溶融めっき処理を施す。
請求項(抜粋):
鋼板の表面に溶融めっき層をそなえる高張力溶融めっき鋼板であって、該めっき鋼板が、C:0.03mass%以上、0.20mass%以下、Si:0.5 mass%以上、1.5 mass%以下、Mn:1.2 mass%以上、3.5 mass%以下、Nb:0.005 mass%以上、0.2 mass%以下、Al:0.10mass%以下、P:0.100 mass%以下、S:0.010 mass%以下、N:0.010 mass%以下を、1.5 ×Si(mass%)<Mn(mass%)を満足する範囲で含有し、さらにCu:0.5 mass%未満、Ni:1.0 mass%未満、Mo:1.0 mass%未満のうちから選んだ1種または2種以上を合計で0.03mass%以上、1.5 mass%以下の範囲で含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成になる高張力鋼板を、露点が0°C以下、-45°C以上の還元性雰囲気中にて 750°C以上の温度で再結晶焼鈍し、冷却後、鋼板の表面に生成した酸化物を酸洗除去した後、再度、露点が-20°C以下の還元性雰囲気中にて 650°C以上、850 °C以下の温度に加熱し、この再加熱温度からの降温途中で溶融めっき処理を施して得たものである、ことを特徴とする高張力溶融めっき鋼板。
IPC (7件):
C21D 9/46 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/16 ,  C22C 38/58 ,  C23C 2/02 ,  C23C 2/06 ,  C23C 2/40
FI (7件):
C21D 9/46 J ,  C22C 38/00 301 T ,  C22C 38/16 ,  C22C 38/58 ,  C23C 2/02 ,  C23C 2/06 ,  C23C 2/40
Fターム (32件):
4K027AA02 ,  4K027AA05 ,  4K027AA23 ,  4K027AB02 ,  4K027AB14 ,  4K027AB42 ,  4K027AC12 ,  4K027AE11 ,  4K037EA05 ,  4K037EA06 ,  4K037EA11 ,  4K037EA13 ,  4K037EA15 ,  4K037EA16 ,  4K037EA17 ,  4K037EA18 ,  4K037EA19 ,  4K037EA20 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA28 ,  4K037EA31 ,  4K037EA32 ,  4K037EB05 ,  4K037EB08 ,  4K037FA03 ,  4K037FC04 ,  4K037FJ02 ,  4K037FJ05 ,  4K037FJ06 ,  4K037GA05

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