特許
J-GLOBAL ID:200903027951521516
X線画像撮影方法及びX線画像撮影装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-340836
公開番号(公開出願番号):特開平11-155848
出願日: 1997年11月27日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 SN比が高く、被検体の動きによる解像度劣化が少なく、かつ加算画素数による制約のない広いダイナミックレンジを有し、階調特性の自然なX線画像を得るX線画像撮影方法及び装置を提供する。【解決手段】 同じ線量率(瞬時光量に対応)で照射時間の異なる2つのX線照射を引き続いて被検体に照射し、その画像をX線画像変換器を経由してCCD画像センサに入力する。このとき、第1のX線照射の照射量の第2のX線照射の照射量に対する比率rを一定にする。CCD画像センサの第1の画像のセンサ出力n1は画素値変換f1を行った後、画像メモリに蓄積し、第2の画像のセンサ出力n2は画素値変換f2を行った後、画像メモリから読み出した第1の画像と画素毎に加算し出力する。このとき、画素値変換の関数f1、f2は関数自体とその導関数が入力範囲全域で連続であるような単調関数である。
請求項(抜粋):
a)CCD画像センサの蓄積部分に蓄積された画像の読み出し期間(Tr)より短い第1の時間間隔(T1)中に第1のX線照射を行い、b)第1の時間間隔(T1)の終了後、第1のX線照射中にCCD画像センサの画像部分で発生した第1の画像をその蓄積部分へ伝送し、c)第1のX線照射の直後又はその短時間後の、前記読み出し期間(Tr)より短い第2の時間間隔(T2)中に第2のX線照射を行い、d)第1の画像を蓄積部分から読み出し、その画像を画像メモリに書き込み、e)第1の画像の読み出しの後、第2の画像を蓄積部分に伝送し、f)第2の画像を蓄積部分から読み出し、その第2の画像を前記画像メモリから読み出した第1の画像と加算する、各ステップを有するX線画像撮影方法において、第1のX線照射の照射量の第2のX線照射の照射量に対する比率(r)は一定で、第1の画像と第2の画像との加算前に、第1の画像に対する、その画像メモリへの書き込み前又は画像メモリからの読み出し後であって、第2の画像との加算前における第1の関数(f1)による画素値変換,及び第2の画像に対する、その蓄積部分からの読み出し後第1の画像との加算前における第2の関数(f2)による画素値変換のうちの少なくとも一方の画素値変換を行うことを特徴とするX線画像撮影方法。
IPC (4件):
A61B 6/00
, A61B 6/00 320
, G03B 42/02
, H04N 5/32
FI (4件):
A61B 6/00 303 F
, A61B 6/00 320 M
, G03B 42/02 Z
, H04N 5/32
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