特許
J-GLOBAL ID:200903027961815666

冷凍サイクル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-217898
公開番号(公開出願番号):特開2001-041601
出願日: 1999年07月30日
公開日(公表日): 2001年02月16日
要約:
【要約】【課題】 暖房時に高圧冷媒のサブクールを効果的に向上させ、室外熱交換器でのエンタルピ差(吸熱量)を拡大し、成績係数を向上させる。【解決手段】 暖房モード時に空調通路2内の凝縮器12を通過した高圧冷媒の一部を分岐し、この分岐冷媒を第1減圧装置26により中間圧に減圧し、凝縮器12通過後の残余の高圧冷媒と第1減圧装置26通過後の中間圧冷媒とを冷媒-冷媒熱交換器23により熱交換させる。暖房モード時に冷媒-冷媒熱交換器23にて冷却された高圧冷媒を空調通路2内の過冷却器60により過冷却し、この過冷却された高圧冷媒を第2減圧装置27により低圧まで減圧し、室外熱交換器24にて蒸発させる。
請求項(抜粋):
一端に空気の吸入口(3、4、5)を有し、他端側に室内への吹出口(8、9、10)を有する空調通路(2)と、前記空調通路(2)に空気を送風する送風機(7)と、圧縮した冷媒を吐出する吐出ポート(22a)、冷凍サイクル低圧側の冷媒を吸入する吸入ポート(22b)、および冷凍サイクル中間圧側のガス冷媒を導入するガスインジェクションポート(22c)を有する圧縮機(22)と、前記空調通路(2)内に設置され、暖房モード時に前記圧縮機(22)の吐出ポート(22a)から吐出された高圧のガス冷媒が流入して空気を加熱する凝縮器(12)と、前記暖房モード時に前記凝縮器(12)通過後の高圧冷媒から分岐した高圧冷媒を中間圧に減圧する第1減圧装置(26)と、前記凝縮器(12)通過後の残余の高圧冷媒と前記第1減圧装置(26)通過後の中間圧冷媒とを熱交換する冷媒-冷媒熱交換器(23)と、前記空調通路(2)内に設置され、前記暖房モード時に前記冷媒-冷媒熱交換器(23)にて冷却された高圧冷媒が流入し、前記高圧冷媒を前記空調通路(2)内の空気と熱交換して過冷却する過冷却器(60)と、前記暖房モード時に前記過冷却器(60)にて過冷却された高圧冷媒を低圧まで減圧する第2減圧装置(27)と、前記暖房モード時に前記第2減圧装置(27)通過後の低圧冷媒を蒸発させる室外熱交換器(24)とを備え、前記暖房モード時に前記冷媒-冷媒熱交換器(23)における熱交換によりガス化した中間圧ガス冷媒を前記ガスインジェクションポート(22c)に導入することを特徴とする冷凍サイクル装置。
IPC (2件):
F25B 13/00 331 ,  F25B 1/00 331
FI (2件):
F25B 13/00 331 A ,  F25B 1/00 331 E
Fターム (2件):
3L092AA01 ,  3L092BA27

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