特許
J-GLOBAL ID:200903027962607196
溶液製膜方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-079980
公開番号(公開出願番号):特開2005-313614
出願日: 2005年03月18日
公開日(公表日): 2005年11月10日
要約:
【課題】 遅相軸の軸ズレを減少させたTACフィルムを得る。【解決手段】 TACを含むドープを流延バンド上に流延する。自己支持性を有するものとなった後に湿潤フィルム46として剥ぎ取る。湿潤フィルム46をテンタ60に搬送する。入口部80で予備加熱して延伸部81で延伸速度Y(%/min)で拡幅する。緩和部82で縮幅した後に出口部83で略同一の幅を保持しつつテンタ60からフィルム61として送り出す。延伸開始位置81aと緩和終了位置82bとのフィルム中の残留揮発分量差をX(重量%)とする。|0.27X+1.01XY-21.2|<5.0を満たすことでボーイング現象の発生を抑制でき、遅相軸の軸ズレを減少させる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
ポリマーと溶媒とを含むドープを支持体上に流延し、乾燥し、剥離した後にその両端を把持手段によって保持しつつ、延伸緩和を行いフィルムを得る溶液製膜方法において、
前記延伸緩和が、
前記フィルムを幅方向に拡幅する延伸工程と、
前記延伸工程の後に一定量縮幅する緩和工程とを含み、
前記延伸工程開始直前のフィルム残留揮発分と、前記緩和工程終了直後のフィルム残留揮発分との差をX(重量%)とし、
前記延伸工程における平均延伸速度(%/min)をYとしたとき、下記式(1)の範囲で延伸緩和を行うことを特徴とする溶液製膜方法。
-5.0<0.27X+1.01XY-21.2<5.0・・(1)
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (15件):
4F210AA01A
, 4F210AG01
, 4F210AH73
, 4F210AR08
, 4F210AR15
, 4F210AR20
, 4F210QA02
, 4F210QC03
, 4F210QD01
, 4F210QD25
, 4F210QG01
, 4F210QG18
, 4F210QW05
, 4F210QW12
, 4F210QW17
引用特許: