特許
J-GLOBAL ID:200903027966392925

免震流体ダンパ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 梶 良之 ,  須原 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-284014
公開番号(公開出願番号):特開2005-048549
出願日: 2003年07月31日
公開日(公表日): 2005年02月24日
要約:
【課題】 地震時の上部建物と基礎との水平方向の相対変位量を水平面上360°全方向において方向依存性なく正確に知ることができて、該相対変位量に対応して減衰力の調整を行うことができ、想定外の大地震時に相対変位量が限界変位を超えることを確実に防止できる免震流体ダンパ装置を提供すること。【解決手段】 上部建物2又は基礎1のうち一方に固定された円盤状被検出体14と、他方に固定され、かつ、円盤状被検出体14の略中心位置が検出原点となるように該円盤状被検出体14に対向して位置されており、地震時に上部建物2と基礎1との水平方向の相対変位量を知るために円盤状被検出体14との相対変位量が該円盤状被検出体14の半径長さを超えた否かを検出する検出器12と、検出器14からの検出信号に基づいて減衰力を一段切替えて調整しうる減衰力調整手段を有する流体ダンパ11とを備えた免震流体ダンパ装置。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
免震支承との併用によって免震装置を構成し、地震時の基礎と上部建物との相対的な揺れのエネルギーを吸収してこの揺れを低減させる免震流体ダンパ装置において、上部建物又は基礎のうち一方に固定された被検出体、及び上部建物又は基礎のうち他方に固定された検出器からなり、地震時の上部建物と基礎との水平方向の相対変位量を水平面上360°全方向において知るための変位量検出手段と、前記変位量検出手段の前記検出器からの検出信号に基づいて減衰力を調整する減衰力調整手段を有する流体ダンパと、を備えたことを特徴とする免震流体ダンパ装置。
IPC (4件):
E04H9/02 ,  E04B1/36 ,  F16F15/02 ,  F16F15/023
FI (4件):
E04H9/02 331Z ,  E04B1/36 L ,  F16F15/02 A ,  F16F15/023 A
Fターム (8件):
3J048AA05 ,  3J048AB08 ,  3J048AC04 ,  3J048BE03 ,  3J048BE13 ,  3J048CB21 ,  3J048DA01 ,  3J048EA38
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 可変減衰装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-020786   出願人:株式会社竹中工務店

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