特許
J-GLOBAL ID:200903027967285030

炭素系燃料電池用電極触媒の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 角田 芳末 ,  伊藤 仁恭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-126873
公開番号(公開出願番号):特開2008-282725
出願日: 2007年05月11日
公開日(公表日): 2008年11月20日
要約:
【課題】高価な白金や白金合金等の貴金属を担持しない非白金カソード触媒を開発し、安価で高い電流密度を得ることができる炭素系燃料電池用触媒の製造方法を提供することにある。【解決手段】ナノシェル構造を持つ炭素が、酸素還元活性を示すことおよび炭素材料の構造、物性、化学反応性は、炭素の材料となる有機物の種類、炭素化の温度や時間などの調製条件に依存する。そのため、炭素にいわゆる異性質を導入するカーボンアロイ法を用いることで炭素材料の構造、物性、化学反応性が制御できる。以上より、炭素が酸素還元性を与えるためのナノシェル構造の形成とカーボンアロイ法による炭素材料の制御を行った炭素材料を使用した非白金カソード触媒を用いた炭素系燃料電池用触媒を製造する方法を提供する。【選択図】図14
請求項(抜粋):
重合可能な部位を有する高分子金属錯体の前駆体もしくはそれらと共重合可能なモノマーを重合し、貴金属以外の遷移金属を添加することにより高分子金属錯体を得る工程と、 前記高分子金属錯体に炭素添加物を混合し熱処理して炭素化し、炭素化物を得る炭素化工程と、 前記炭素化物に配位子として窒素原子を少なくとも1つ以上含むように窒素をドープした炭素材料を得る工程と、 を含むことを特徴とする炭素系燃料電池用電極触媒の製造方法。
IPC (2件):
H01M 4/88 ,  H01M 4/96
FI (3件):
H01M4/88 C ,  H01M4/96 B ,  H01M4/88 K
Fターム (13件):
5H018AA06 ,  5H018BB01 ,  5H018BB06 ,  5H018BB11 ,  5H018BB12 ,  5H018BB13 ,  5H018EE02 ,  5H018EE05 ,  5H018EE08 ,  5H018EE16 ,  5H018EE17 ,  5H018HH05 ,  5H026AA06
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (7件)
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