特許

J-GLOBAL ID：200903027972965260

ポリビニルアルコールとセルロース系ポリマーよりなる易フィブリル化繊維

発明者： 大森 昭夫 ,  吉持 駛視 ,  佐野 友之 ,  小林 悟 ,  楢村 俊平
出願人/特許権者： 株式会社クラレ
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-100874
公開番号（公開出願番号）：特開平8-284021
出願日： 1995年04月25日
公開日（公表日）： 1996年10月29日
要約：

【要約】【目的】 親水性かつ高強度で微粒子捕捉性や補強性に優れ、しかもアルカリ吸液性や耐熱難融性に優れたフィブリルを、フィブリル化の際溶出がなく、発泡や叩解液の公害問題の発生なく、得ることを目的とする。【構成】 海成分は高配向高結晶性のポリビニルアルコール系ポリマーよりなり、島成分はアルカリ吸液性や耐熱難融性に優れた水不溶性セルロース系ポリマーよりなり、島の大きさが0.03〜10μmである海島相分離繊維であって、水に濡らして機械的応力を作用させると、0.05〜8μmの径を有するフィブリルに容易に分割することができる。

請求項（抜粋）：

ビニルアルコール系ポリマー(A)と水不溶性セルロース系ポリマー(B)よりなる繊維であって、繊維断面において、Aが海成分、Bが島成分となっており、A/Bの重量比が95/5〜50/50であり、かつ島の大きさが平均0.03〜10μmであることを特徴とする、易フィブリル化海島構造繊維。

IPC (5件)：

D01F 8/10 ,  D01D 5/36 ,  D01F 6/14 ,  D01F 8/02 ,  D04H 13/02

FI (5件)：

D01F 8/10 C ,  D01D 5/36 ,  D01F 6/14 D ,  D01F 8/02 ,  D04H 13/02