特許
J-GLOBAL ID:200903027977749701

車輌の運動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 明石 昌毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-252435
公開番号(公開出願番号):特開2000-079871
出願日: 1998年09月07日
公開日(公表日): 2000年03月21日
要約:
【要約】【課題】 良好な運動制御性能を確保しつつ車輌の運動制御に運転者の制動要求を的確に反映させる。【解決手段】 目標前後力Fxa、横力Fya、モーメントMa を演算し(S250)、スリップ率の微小な変化dSi に対する微係数dFx 、dFy 、dMを演算する(S300)。前後力、横力、モーメントの目標値と実際の値との差及び微係数に基づき修正量δFx 、δFy 、δMを演算し(S200、350)、これらの修正量を達成するスリップ率の修正量δSi を演算し(S400)、前回の目標スリップ率を修正量δSi にて修正して今回の目標スリップ率Si を演算し制動力を制御する(S450、550)。ブレーキペダルが踏み込まれているときには収束演算に於ける前後力の重みWFxを増大させ、また目標モーメントMtの大きさに応じて収束演算に於ける横力及びモーメントの重みWFy、WMを増減する(S355〜370)。
請求項(抜粋):
車輪制御量の微少変化に対する車輌状態量の変化の微係数をタイヤモデルより算出する手段と、車輌の運動を安定化させるための車輌状態量の目標値を車輌モデル若しくは運転者の要求に基づき算出する手段と、前記微係数及び前記目標値を用いて収束演算により前記目標値を実現する各輪の目標制御量を算出する手段と、前記目標制御量を実現するよう車輪操作装置を制御する手段とを有し、前記車輌状態量は前後力、横力、ヨーモーメントである車輌の運動制御装置に於いて、ブレーキペダルの踏み込み状態を検出する手段と、ブレーキペダルが踏み込まれた状態にあるときには前記収束演算に於ける前後力の項の重みを他の項に対し相対的に高く設定する重み制御手段とを有することを特徴とする車輌の運動制御装置。
Fターム (16件):
3D046BB21 ,  3D046BB32 ,  3D046EE01 ,  3D046HH02 ,  3D046HH08 ,  3D046HH16 ,  3D046HH21 ,  3D046HH22 ,  3D046HH25 ,  3D046HH26 ,  3D046HH29 ,  3D046HH36 ,  3D046HH46 ,  3D046JJ02 ,  3D046JJ06 ,  3D046KK07

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