特許
J-GLOBAL ID:200903027983089624

画像処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-342167
公開番号(公開出願番号):特開2003-141546
出願日: 2001年11月07日
公開日(公表日): 2003年05月16日
要約:
【要約】【課題】 継続的に情景を撮影した画像時系列から信頼性高くロバストに物体を検出して背景から分離できる画像パタン検出技術を提供すること。【解決手段】 本発明の画像処理方法では、(a)に示す背景画面において、着目点から8方向に放射状にしきい値TB以上の明度差を持つ点を探索して8組のペアを組む。そして各ペアにおける明度の大小関係(差分の正負)を8組の2値符号とし、着目画素の評価値とする。そして、(b)に示す背景画像上に出現した物体を含む対象シーンにおいて、同様に各画素についての評価値を得て、各画素毎にその評価値を比較し、多数決的な判断を加えながら異なる評価値の部分を(c)に示すRRF画像として抽出する。このような手順により(d)〜(f)示す単純背景差分によるものに比べノイズ及び照明状態による影響を小さくして、出現物体をロバストに抽出できるという効果がある。
請求項(抜粋):
コンピュータに、基準画像データの任意の画素である着目点から所定方向に画素の明度を前記着目点の明度と比較しながら探索する探索のステップと、前記探索のステップにより所定の条件の画素であるペア点を決定するペア点決定のステップと、基準画像データにおいて前記ペア点決定のステップで決定されたペア点の明度を前記着目点の明度と比較したときの大小関係を示す基準評価値を算出して記憶する基準評価値記憶のステップと、比較画像データにおいて前記基準画像データにおける着目点に対応する位置の画素の明度及び前記ペア点に対応する位置の画素の明度と比較したときの大小関係を示す比較評価値を算出し、前記基準評価値と比較してその一致度を判定をする判定のステップと、前記判定のステップでの判定結果に基づいて、所定条件の着目点の画素を抽出する抽出画素決定のステップとを実行させることを特徴とする画像処理方法。
IPC (2件):
G06T 7/20 200 ,  G06T 7/00 300
FI (2件):
G06T 7/20 200 B ,  G06T 7/00 300 F
Fターム (11件):
5L096AA02 ,  5L096AA06 ,  5L096CA04 ,  5L096DA01 ,  5L096FA67 ,  5L096FA69 ,  5L096GA13 ,  5L096GA51 ,  5L096HA03 ,  5L096JA03 ,  5L096JA18

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