特許
J-GLOBAL ID:200903027985059196
エネルギー回生油圧回路
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-172925
公開番号(公開出願番号):特開平5-016771
出願日: 1991年07月15日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】【目的】回生効率良好なるエネルギー回生装置を内蔵した新規な油圧回路を、簡易な構成で提供する。【構成】車両の減速時には第1の回生通路10と蓄圧通路12とを連通し、エンジン2により駆動される可変容量ポンプ16からの作動油を回生用アキュームレータ109に蓄えると共に、加速時には蓄圧通路12と第2の回生通路13とを連通し、回生用アキュームレータ109に蓄えられていた作動油を低圧通路5に供給する。これにより、可変容量ポンプ16の駆動負荷が低減され、減速時におけるエンジン2のエネルギーが回生される。
請求項(抜粋):
作動油を貯留するリザーバタンクと、エンジンにより駆動されて作動油を加圧するオイルポンプと、前記リザーバタンクとオイルポンプとを連通する低圧通路と、前記オイルポンプにより加圧された作動油を油圧システムに供給する高圧通路と、複数の通路間における作動油の流通を制御する切換弁と、高圧の作動油を蓄える蓄圧手段と、前記高圧通路と切換弁との間を連通する第1の回生通路と、前記切換弁と蓄圧手段との間を連通する蓄圧通路と、前記切換弁と低圧通路との間を連通する第2の回生通路と、前記第1の回生通路の途中に設けられて、作動油が前記切換弁側から高圧通路側へ流れることを防止する第1の逆止弁と、前記低圧通路上の第2の回生通路との接続点よりリザーバータンク側に設けられて、作動油が第2の回生通路側からリザーバタンク側へ流れることを防止する第2の逆止弁と、車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、該走行状態検出手段からの信号に応じて前記切換弁を切り換える制御手段とを有し、該制御手段は、走行状態検出手段により車両が減速状態であることが検出されている時には、第1の回生通路と蓄圧通路とが連通するよう前記切換弁を切り換えると共に、車両が加速状態であることが検出されている時には、蓄圧通路と第2の回生通路とが連通するよう前記切換弁を切り換えることを特徴とするエネルギー回生油圧回路。
IPC (2件):
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