特許

J-GLOBAL ID：200903027991388452

ガルバニ電池式ガスセンサー

発明者： 金丸 訓明
出願人/特許権者： 財団法人地球環境産業技術研究機構 ,  株式会社島津製作所
代理人 (1件)： 野口 繁雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-269267
公開番号（公開出願番号）：特開平10-090219
出願日： 1996年09月18日
公開日（公表日）： 1998年04月10日
要約：

【要約】【課題】 ガルバニ電池式ガスセンサーにおける感度を向上させる。【解決手段】 センサー本体2はその底部に被験ガスと接触するための孔4があけられており、センサー本体2内の底部から検知極6、SPE膜8、疎水性SPE膜10、対極12の順に配置され、センサー本体2内には内部電解液としてKCl飽和水溶液18が入れられている。検知極6は導電性多孔性カーボンシートの両面に金薄膜を形成したものである。検知極6と対極12の間での通電量を測定するために、検知極6と対極12の間に電流計24が接続されている。

請求項（抜粋）：

陰イオンのみを透過させる有機固体高分子電解質体に接して気相側に貴金属層の検知極を配置し、電解液側には前記有機固体高分子電解質体に接して対極を配置し、検知極と対極との間の通電量により前記気相中の特定ガスの濃度を検出するガルバニ電池式ガスセンサーにおいて、前記検知極は繊維凝集体シートを基材としてその上に貴金属層を形成したものであり、その貴金属層を前記有機固体高分子電解質体に機械的に接触させたことを特徴とするガルバニ電池式ガスセンサー。