特許
J-GLOBAL ID:200903028002895789

高強力の血管形成術用バルーンの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-181166
公開番号(公開出願番号):特開平8-127079
出願日: 1995年07月18日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【課題】 ピンホール欠陥が実質的にない、血管形成術用バルーンの製造において使用するための高強力、高保全性の高分子材料を提供する。【解決手段】 高分子管材料10を金型に配置し、その高分子材料のガラス転移温度〜溶融温度に加熱して管材料の長軸に沿って膨張及び延伸させる。管材料が延伸状態に達したら、その管材料を室温まで冷却して構成高分子鎖20を引き伸ばされた状態に固定する。冷却後、延伸力を緩和する(以上、配向段階26)。延伸された管材料を次に配向温度の約70〜90%である硬化温度まで再加熱し、その温度に約30分間保持してより厚い区域の高分子材料をより薄い領域にマイグレートさせ、全体の厚さを均一化する。次いで、管材料を室温まで冷却する(以上、硬化段階40)。硬化した管材料を次に寸法調整温度まで加熱し、所望とされる寸法まで再延伸及び再膨張させ、次いで室温まで冷却して管材料を正しい寸法まで回復させる(以上、寸法調整段階54)。
請求項(抜粋):
次の:高分子材料を第一温度と第二温度の間の温度範囲に加熱し;該高分子材料が該温度範囲にある間に該材料に第一の力を加え、延伸して延伸過剰の形状となし;該高分子材料をその延伸過剰の形状に保持しながら室温まで冷却し;該高分子材料に掛かっている該力を緩和し;そして該高分子材料を硬化温度まで再加熱する工程を含んで成る高分子材料の保全性を高める方法。
IPC (3件):
B29D 22/00 ,  A61M 25/00 ,  B29C 69/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭57-152922
  • 特開平3-224722

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