特許

J-GLOBAL ID：200903028004532268

弾性表面波フィルタ

発明者： 山形 佳史 ,  天野 義久 ,  勝田 洋彦
出願人/特許権者： 京セラ株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-140629
公開番号（公開出願番号）：特開平10-335977
出願日： 1997年05月29日
公開日（公表日）： 1998年12月18日
要約：

【要約】【課題】信号の損失が小さいか、若しくは信号の損失を一定とした場合には減衰域の減衰量を大きいものとし、また、大幅に小型化が可能なものとする。【解決手段】複数のSAW共振子をラダー型に接続して成るSAWフィルタであって、直列SAW共振子1a,1bのIDT電極5a,5bの電極指ピッチをPS 及びその共振周波数をfsr、並列SAW共振子2a,2bのIDT電極の電極指ピッチをPP 及びその共振周波数をfprとした場合、0.01≦(PS -PP )/PP ≦0.15かつ(中心周波数の2%)≦fpr-fsr≦(中心周波数の10%)である。

請求項（抜粋）：

直列配線上に一対の櫛歯状電極を有する直列弾性表面波共振子が接続され、前記直列配線と接地間の並列配線上に一対の櫛歯状電極を有する並列弾性表面波共振子が接続されて成る、ラダー型の弾性表面波フィルタであって、前記直列弾性表面波共振子の櫛歯状電極の電極指ピッチをPS 及びその共振周波数をfsr、前記並列弾性表面波共振子の櫛歯状電極の電極指ピッチをPP 及びその共振周波数をfprとした場合、0.01≦(PS -PP )/PP ≦0.15かつ(中心周波数の2%)≦fpr-fsr≦(中心周波数の10%)であることを特徴とする弾性表面波フィルタ。