特許
J-GLOBAL ID:200903028011352100

楕円曲線暗号処理方法および楕円曲線暗号処理装置、並びにプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 英治 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-126024
公開番号(公開出願番号):特開2002-323852
出願日: 2001年04月24日
公開日(公表日): 2002年11月08日
要約:
【要約】【課題】 楕円曲線暗号処理演算の高速化を実現する楕円曲線暗号処理方法および楕円曲線暗号処理装置を提供する。【解決手段】 楕円曲線暗号処理演算において、2つのスカラー倍演算:kP,lQを別々に実行せずにkP+lQの演算処理を同時に行なう。モンゴメリ(Montgomery)型楕円曲線By2=x3+Ax2+x上の点:P、Qに関するスカラー倍算kP+lQの算出において、初期点となる4点を設定し、スカラー量k,lの2進表現データの上位ビットからのk,l各ビット値の組み合わせに応じて、算出済みの4点に基づく次の4点の算出関係式を選択し、選択式に従って次4点算出処理を繰り返し実行し、最終的にkP+lQを算出する。
請求項(抜粋):
素体上のモンゴメリ(Montgomery)型楕円曲線By2=x3+Ax2+xを適用した楕円曲線暗号処理方法であり、前記モンゴメリ(Montgomery)型楕円曲線By2=x3+Ax2+x上の点:Pのスカラー量(k)倍の点:kPと、該モンゴメリ(Montgomery)型楕円曲線By2=x3+Ax2+x上の点:Qのスカラー量(l)倍の点:lQとの加算点:kP+lQの算出において、前記点Pと点Qに基づいて初期点とする4点の集合Gt+1を計算する初期点算出ステップと、前記スカラー量k,lの2進表現データのk,lの各ビット値の組み合わせを検出するビット値検出ステップと、前記ビット値検出ステップにおいて検出したk,lの2進表現データの各ビット値の組合わせに応じて、前記初期点4点の集合Gt+1に基づく次の4点の集合Gtの算出関係式を選択し、選択された関係式に従って次の4点の算出処理を実行し、さらに、k,lの2進表現データの各ビット値の組合わせに応じて、算出済みの4点の集合Gi+1から次の4点の集合Giの算出関係式を選択し、選択された関係式に従って次の4点の算出処理を、前記2進表現データのkまたはlのビット数に応じて繰り返し実行する繰り返し演算処理ステップと、を有することを特徴とする楕円曲線暗号処理方法。
IPC (5件):
G09C 1/00 620 ,  G09C 1/00 ,  G09C 1/00 640 ,  G06F 17/11 ,  H04L 9/32
FI (5件):
G09C 1/00 620 Z ,  G09C 1/00 620 B ,  G09C 1/00 640 B ,  G06F 17/11 ,  H04L 9/00 675 D
Fターム (6件):
5B056AA04 ,  5B056BB01 ,  5B056HH00 ,  5J104AA25 ,  5J104JA25 ,  5J104NA16
引用特許:
出願人引用 (3件)

前のページに戻る