特許
J-GLOBAL ID:200903028013535490

誘導電動機のベクトル制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-103067
公開番号(公開出願番号):特開平9-294399
出願日: 1996年04月25日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 誘導電動機のベクトル制御において、実際の電動機定数と制御上の電動機定数がずれた場合に過電流を起こしてインバータの停止を招く。【解決手段】 誘導電動機のトルク電流指令I1b*と励磁電流指令I1a*とその検出値I1b,I1aの偏差を比例積分演算する電流制御系と、トルク軸電圧V1bと励磁軸電圧V1aを制限するリミッタ6f,6eを設けたベクトル制御において、励磁電流指令I1a*と検出値I1aの偏差が誘導電動機に過電流レベルに近づいたとき、該偏差に比例した値だけトルク電流指令I1b*を低減させる過電流抑制手段(14〜16)を設ける。トルク電流指令I1b*と検出値I1bの偏差が誘導電動機に過電流レベルに近づいたとき又はリミッタが動作したとき、トルク電流の比例積分制御出力を零にし、励磁軸電圧のリミッタの出力を前回値に固定し、トルク電流指令I1b*を零に制限する過電流抑制手段(17〜19)を設ける。
請求項(抜粋):
誘導電動機のトルク電流指令I1b*と励磁電流指令I1a*と夫々の検出値I1b,I1aの偏差を比例積分演算する電流制御系によって同期回転座標系のトルク軸電圧V1bと励磁軸電圧V1aを求め、この電圧V1bとV1aにしたがって誘導電動機を制御し、前記電流制御系はトルク軸電圧V1bと励磁軸電圧V1aの演算に夫々を制限するリミッタを設けたベクトル制御装置において、前記励磁電流指令I1a*とその検出値I1aの偏差が誘導電動機に過電流を起こすレベルに近づいたとき、該偏差に比例した値だけ前記トルク電流指令I1b*を低減させる過電流抑制手段を備えたことを特徴とする誘導電動機のベクトル制御装置。
IPC (4件):
H02P 21/00 ,  H02H 7/085 ,  H02P 5/41 302 ,  H02P 7/63 302
FI (4件):
H02P 5/408 A ,  H02H 7/085 G ,  H02P 5/41 302 L ,  H02P 7/63 302 S

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