特許
J-GLOBAL ID:200903028020545930

蛍光検出方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-005251
公開番号(公開出願番号):特開平6-258219
出願日: 1994年01月21日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】 殺菌状態をバイアルの蛍光により検査する蛍光検出装置において、迅速・正確に良否判定する方法および装置を提供する。【構成】 装置は、2系統の計測系統を備える。ターゲットバイアル24を装置のキャビティー14に挿入して、ランプ28からの励起光に対する蛍光発光を検出器38により自動計測する。同時に、装置に常時固定される基準材料の蛍光発光を計測し、両計測値を比較して良否判定する。使用前に、基準材料の計測信号が所定値となるようにランプ光量を自動調整するとともに、同一ロットの未使用バイアルの計測信号を予め計測して基準信号と一致するように校正する。ランプ光量の変動やバイアルのロット間ばらつきがあっても、正確かつ迅速に良否判定できる。
請求項(抜粋):
励起波長において励起可能であり蛍光波長において蛍光を発する未知のターゲット材料(24)の蛍光を検出する装置(10)であって、基準材料(34)と、上記ターゲット材料(24)と上記基準材料(34)とを略上記励起波長において励起するように配置されるエネルギー源(28)と、上記エネルギー源(28)に所定電圧の電力を供給する電力供給手段(20)と、上記エネルギー源(28)と上記ターゲット材料(24)および上記基準材料(34)の両方との間に光学的に配置され、略上記励起波長において光エネルギーを通過させる励起フィルター(32)と、略上記蛍光波長において上記基準材料(34)から放射される光に反応を示すように光学的に配置され、かつ該光を検出する基準検出手段(36)と、略上記蛍光波長において上記ターゲット材料(24)から放射される光に反応を示すように光学的に配置され、かつ該光を検出するターゲット検出手段(38)とを備える装置(10)において、上記基準材料(34)から発生した蛍光の量を決定するために、上記基準検出手段(36)に反応して基準出力(54)を発生する基準計測手段(48)と、上記ターゲット材料(24)から発生する蛍光の量を決定するために、上記ターゲット検出手段(38)に反応してターゲット出力(68)を発生するターゲット計測手段(60)と、上記基準計測手段(48)と上記電力供給手段(20)とに接続され、上記エネルギー源(28)に印加される電圧を変更して上記基準出力(54)を校正する基準校正手段と、上記ターゲット計測手段(60)に接続され、上記ターゲット出力(68)を既知のターゲット材料に反応して校正するターゲット校正手段とを備えることを特徴とする蛍光検出装置。
IPC (4件):
G01N 21/64 ,  C12M 1/34 ,  C12Q 1/04 ,  G01N 21/78

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