特許
J-GLOBAL ID:200903028021304406

エンジンのコネクティングロッド構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-225163
公開番号(公開出願番号):特開平6-050323
出願日: 1992年07月31日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【目的】 エンジンのピストンの内側に回り込んだオイルを、慣性力を有効に利用して小端部に潤滑させる。【構成】 リング状小端部7とリング状大端部9とをロッド部14で結合したコネクティングロッド6の、ロッド部14の結合箇所に近い大端部9の外周面にオイルジェット孔17を設け、小端部7の上方への慣性力が大きくなったときのコネクティングロッド6の位置において、ピストン4の軸心に沿った取付角度θで小端部7の上方に貫通孔16を設けた。圧縮工程、排気工程でコネクティングロッド6が上昇するときに、貫通孔16の取付角度θにより、慣性力の強くなるときにピストン4の軸線方向と貫通孔16とが沿うようになるので、飛散しているオイルが強く貫通孔16に入り込むことになり、小端部7の潤滑を行なうことができる。
請求項(抜粋):
リング状小端部とリング状大端部とをロッド部で結合したコネクティングロッドの、ロッド部の結合箇所に近い大端部の外周面にオイルジェット孔をシリンダ壁上方に向けて設け、前記小端部の上方への慣性力が大きくなったときのコネクティングロッドの位置においてピストンの軸心に沿った取付角度で小端部の上方に貫通孔を設けたことを特徴とするエンジンのコネクティングロッド構造。
IPC (3件):
F16C 7/02 ,  F16C 9/04 ,  F16C 33/10

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