特許
J-GLOBAL ID:200903028027209871

水性被覆剤組成物およびそれを用いた包装容器の加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝日奈 宗太 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-116530
公開番号(公開出願番号):特開平7-316492
出願日: 1994年05月30日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【目的】 高い防滑効果が持続でき、耐ブロッキング性、耐摩擦性に優れ、印刷物の美粧性を損なうことのない水性被覆剤組成物を提供すること。【構成】 乳化剤の存在下でラジカル重合性単量体を乳化重合してえられた水分散性バインダー樹脂、無機充填剤、および水から主として構成される水性被覆剤組成物において、前記水分散性バインダー樹脂、および無機充填剤として、A成分:a)炭素数8〜18のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステル化合物、およびb)必要に応じて他のラジカル重合性単量体を乳化重合してえられ、かつガラス転移温度が-50〜20°Cである水分散性バインダー樹脂、ならびにB成分:1×10-4〜5×10-2mmの平均粒子径を有する無機充填剤を含有し、かつ、前記A成分およびB成分を特定割合で含有することを特徴とする水性被覆剤組成物。
請求項(抜粋):
乳化剤の存在下でラジカル重合性単量体を乳化重合してえられた水分散性バインダー樹脂、無機充填剤、および水から主として構成される水性被覆剤組成物において、前記水分散性バインダー樹脂、および無機充填剤として、A成分:a)炭素数8〜18のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステル化合物、およびb)必要に応じて他のラジカル重合性単量体を乳化重合してえられ、かつガラス転移温度が-50〜20°Cである水分散性バインダー樹脂、ならびにB成分:1×10-4〜5×10-2mmの平均粒子径を有する無機充填剤を含有し、かつ、次の条件1、2を満足することを特徴とする水性被覆剤組成物。条件1 全水分散性バインダー樹脂の30重量%以上がA成分である。条件2 下記の一般式(1)で定義されるx、およびB成分/水性被覆剤組成物の重量比yが、x=0.07〜0.28y/x=0.15〜1.20を満足する。x=Σ(k・m・n) (1)(ここで、k : A成分/水性被覆剤組成物の重量比、m : 炭素数8〜18のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステル化合物/A成分を合成するために使用する全ラジカル重合性単量体の重量比、n : 炭素数8〜18のアルキル基を構成する全原子の原子量の和/炭素数8〜18のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステル化合物の分子量の比、Σ(k・m・n): A成分が1種または2種以上使用されている場合の、各々のA成分についてのk、mおよびnの積の総和である)。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-311772
  • 特開平3-220088

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