特許
J-GLOBAL ID:200903028027739188

ボディーシート用アルミニウム合金板の製造方法とこれにより得られるアルミニウム合金板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 箕浦 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-327430
公開番号(公開出願番号):特開平6-145926
出願日: 1992年11月12日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 自動車ボディーシートとして使用されるアルミニウム合金板において、リサイクルを考慮した上で深絞り性、張出し性などの成形性に優れたアルミニウム合金板を製造する。【構成】 Mg:2〜8wt%を含み、又は更にCu: 0.5wt%を含み、残部Alと不純物であるFe,Mn,Cr,Ti,ZrのFe当量をそれぞれFe:f、Mn:fMn= 1.1[Mn]、Cr:fCr= 1.1[Cr]、Ti:fTi=3[Ti],Zr:fZr=3[Zr]とし、これらの合計をftot =f+fMn+fCr+fTi+fZr≦ 1.5wt%に規制したAl合金の冷間圧延における冷延率R(%)を所定の範囲とし、最終焼鈍を到達温度 450°C以上 550°C以下、昇温冷却速度 100°C/min以上で0〜300secの保持を行うことで20μm 〜80μm の結晶粒径をもち、延性、成形性に優れたアルミニウム合金板の製造方法。
請求項(抜粋):
Mg:2〜8wt%を含み、又はさらにCu: 0.5wt%以下を含み、残部Alと不純物としてFe,Mn,Cr,Ti,Zrの含有量(wt%)を[Fe],[Mn],[Cr],[Ti],[Zr]と表わしたときの各元素のFe当量をFe:f=[Fe]、Mn:fMn= 1.1[Mn]、Cr:fCr=1.1 [Cr]、Ti:fTi=3[Ti],Zr:fZr=3[Zr]として、これらの合計ftot =f+fMn+fCr+fTi+fZrを 1.5wt%以下に規制したAl合金を溶解・鋳造後熱間圧延を行い、その後下記式?@又は式?Aで決められる範囲の冷延率R(%)で冷間圧延を行い、しかる後 100°C/min以上の昇温速度で到達温度 450〜550 °Cに0〜300 秒間保持して最終焼鈍を行い、 100°C/min以上の速度で冷却することにより結晶粒径を20〜80μm とすることを特徴とするボディーシート用アルミニウム合金板の製造方法。・0.3 ≦ftot ≦1.5 のとき -5Log(ftot - 0.2)+8≦R≦-60Log(ftot - 0.2)+50 且つR≦90 ...?@・ftot ≦0.3 のとき40-90ftot ≦R≦90 .........?A
IPC (2件):
C22F 1/047 ,  C22C 21/06
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭60-050864

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