特許
J-GLOBAL ID:200903028042743353

空調用室内ユニットの液面調節器およびそれを用いた空調システム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-302438
公開番号(公開出願番号):特開平8-159676
出願日: 1994年12月06日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【構成】 液面調節器52は、冷媒の相変化による自然循環作用を用いた空調システムにおける室内ユニットに供給される冷媒液の圧力ヘッドを調節するもので、液面調節器52は凝縮器と室内ユニットとを接続する冷媒液管の途中に設置されており、内部に冷媒液9を収容する容器62とフロート72と、フロート72に連結されて動作する弁84とを有しており、フロート72の冷媒液9の液位より下方に位置する部分には、冷媒液9の液位に対する上下振動を抑制する水掻き部73が形成されており、弁84はフロート72の上下動と連動して、容器62内の冷媒液9の液位が所定範囲を越える場合には閉塞しており、冷媒液9の液位が所定範囲以下になると弁84の開度が調節される空調用室内ユニットの液面調節器。およびこれを用いた空調システム。【効果】 簡易な構成で、フロートの過剰な上下運動を抑制し、確実な液面調節を可能とする。この液面調節器を用いた空調システムは良好な空調特性が維持できる。
請求項(抜粋):
冷媒の相変化による自然循環作用を用いた空調システムにおける室内ユニットに供給される冷媒液の圧力ヘッドを調節する液面調節器であって、前記液面調節器は、凝縮器と前記室内ユニットとを接続する冷媒液管の途中に設置され、前記液面調節器は、内部に冷媒液を収容する容器と、前記容器内に収容された冷媒液に浮かぶフロートと、前記フロートに連結されてこのフロートの上下動と連動して移動する弁棒と、前記容器内に流入する冷媒液の流路に設けられた弁とを有し、前記容器内の冷媒液の液位の変動によって前記フロートの表面に掛かる抵抗力Rが、フロートと液位の相対速度vに対し、R≧2.5×vとなるように設定され、前記弁は、前記フロートの上下動と連動して、前記容器内の冷媒液の液位が所定範囲を越える場合には閉塞しており、前記容器内の冷媒液の液位が所定範囲以下になると前記弁の開度が調節されることを特徴とする、空調用室内ユニットの液面調節器。
IPC (2件):
F28D 15/02 101 ,  G01F 23/30

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