特許
J-GLOBAL ID:200903028058173042
座席装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
笹井 浩毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-255557
公開番号(公開出願番号):特開平6-072210
出願日: 1992年08月31日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】運転者が長時間着座して運転操作をするような場合でも、運転者の脊椎に負担を与えないで、疲れにくく快適な着座感を得ることができるようにした座席装置を提供すること。【構成】駆動用のカム部材42を回動することにより、付勢力に抗して動力伝達用部材43を前方へ移動し、上部リンク部材24および下部リンク部材25を前方へ引き込み、ソーラックス調節機構の上背調節部31では、上背サポート部材32を前方へ傾動させて、アッパバック部11が背面位置より相対的に前に出るよう変位させる一方、尻調節部34でも、尻サポート部材35を前方へ突出させて、ロアバック部13を前進させて、運転者の尻を後方から保持する。
請求項(抜粋):
自動車の運転者の脊椎に負担を与えないソーラックスサポート姿勢に調整可能な座席装置であって、シートバックのクッション体は、運転者の背中の上部が当接するアッパバック部と、運転者の尻の後ろに対応したロアバック部と、前記アッパバック部とロアバック部との間のセンタバック部とを備え、前記クッション体に内蔵されるバックフレームに、クッション体を変位させるソーラックス調節機構を設け、該ソーラックス調節機構は、前記アッパバック部に設けた上背調節部と、前記ロアバック部に設けた尻調節部と、駆動部とより成り、前記上背調節部は、バックフレームに、前記アッパバック部が運転者の背中を背面位置より相対的に前進するよう変位させ、該アッパバック部をソーラックスサポート姿勢にさせる位置に傾動可能なように前後方向に傾動可能に支持された上背サポート部材を備え、前記尻調節部は、前記バックフレームに、ソーラックスサポート姿勢を取るとき、運転者の尻を後方から保持するようロアバック部を前進傾動可能なように前後方向に変位可能に支持され尻サポート部材を備え、前記駆動部は、前記上背サポート部材に連結され、下方に延設された上部リンク部材と、前記尻サポート部材に連結され、上方に延設された下部リンク部材と、前記上部リンク部材の下端部および前記下部リンク部材の上端部がそれぞれ連結されるとともに、バックフレームに前後方向に移動可能に支持され、後方へ付勢された動力伝達用部材と、回動して、前記動力伝達用部材を前記付勢する力に抗して前方へ移動させ、前記上部リンク部材を介して前記上背サポート部材を前方へ傾動させるとともに、前記下部リンク部材を介して尻サポート部材とを前方に変位させる駆動用のカム部材とを有して成ることを特徴とする座席装置。
IPC (2件):
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