特許
J-GLOBAL ID:200903028070104820

鋼材の塑性度の非破壊による定量的評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-194649
公開番号(公開出願番号):特開平11-037976
出願日: 1997年07月18日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 塑性変形した鋼材の塑性度を非破壊で定量的に評価できる。【解決手段】 鋼材の試験体10に弾性変形を越える荷重を加えた後、試験体10の残留歪を測定する。また試験体10を磁束計13で走査し、磁場の空間2次微分を測定する。測定データから試験体10の中心線Lに沿う各区分の空間差分量を設定し、分布幅Rを得る。残留歪εと空間差分量の分布幅Rとの相関関係を示す次式(1)を予め設定する。ε=8.9×e-67R(但し、e≒2.71828)...(1)。被測定体としての鋼材表面の磁場の空間2次微分を微分型の磁束計13で測定して、被測定体の長手方向に沿う各区分についてそれぞれ空間差分量を得る。これらの空間差分量の分布幅Rを(1)式に代入して対応する残留歪量εを割り出し、塑性度とする。
請求項(抜粋):
磁気センサで鋼材表面の磁場を測定し、鋼材表面を所定の大きさに区分して各区分内の磁場に関して磁気信号の最大値と最小値との差を空間差分量として設定して、試験体としての鋼材について塑性変形量に応じた前記空間差分量の分布幅と残留歪量を測定して、前記空間差分量の分布幅と残留歪量との相関関係を予め設定しておき、被測定体としての鋼材表面の磁場を前記磁気センサで測定して、各区分毎の前記空間差分量を得て、前記相関関係に基づいて対応する残留歪量を割り出すようにしたことを特徴とする鋼材の塑性度の非破壊による定量的評価方法。
IPC (2件):
G01N 27/72 ,  G01N 33/20
FI (2件):
G01N 27/72 ,  G01N 33/20 G

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