特許
J-GLOBAL ID:200903028074728836

圧粉磁心用樹脂組成物、圧粉磁心、リアクトル及びそれを用いた電気機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-255300
公開番号(公開出願番号):特開平9-102409
出願日: 1995年10月02日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】【課題】 高耐熱性、高周波で高実効透磁率、かつ高磁束密度の圧粉磁心を作製し得る圧粉磁心用樹脂組成物、圧粉磁心、それを用いたコイル、リアクトル、サイリスタバルブ、モータ、トランス等の電気機器を提供することである。【解決手段】 耐熱性を有する無機絶縁皮膜で被覆した絶縁金属磁性粉末に、F種以上の耐熱性を有する熱硬化性樹脂組成物を添加、混合し、粉末成型プレスにより100〜800MPaの圧力で加圧成型するとともに、300°C以下の温度で加熱硬化して得られる圧粉磁心、及びそれをコアとした電気機器。【効果】 155°Cに5000時間保持しても金属磁性粉末粒子相互の絶縁が維持でき、金属磁性粉末同士の接触による渦電流損失の増大を抑制でき、高い周波数帯域まで透磁率を低下させずに保つことができ、冷却等を簡略化できる。また、圧粉磁心をコアとした電気機器は、通常の珪素鋼板を鉄心コアとした電気機器と異なり、打ち抜きを必要としないので、コアの材料の無駄をなくすことができる。
請求項(抜粋):
(A)p-(2,3-エポキシプロポキシ)フェニル基を3個以上含む、下記一般式(1)【化1】で表される多官能エポキシ樹脂100〜50重量部と、p-(2,3-エポキシプロポキシ)フェニル基を2個有する二官能性エポキシ樹脂0〜50重量部とを少なくとも含む熱硬化性樹脂組成物0.5〜8.0重量%、及び(B)無機絶縁被膜処理した金属磁性粉末99.5〜92.0重量%を含有する圧粉磁心用樹脂組成物。
IPC (4件):
H01F 1/24 ,  C08K 3/08 ,  C08L 63/00 NJW ,  H02K 1/02
FI (4件):
H01F 1/24 ,  C08K 3/08 ,  C08L 63/00 NJW ,  H02K 1/02 A

前のページに戻る