特許
J-GLOBAL ID:200903028075359389

複層塗膜形成法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三枝 英二 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-297283
公開番号(公開出願番号):特開平8-155381
出願日: 1994年11月30日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】被塗物に、着色塗料(A)を塗装し硬化し又は硬化することなく、活性エネルギー線硬化型クリヤー塗料(B)を塗装し、活性エネルギー線照射及び加熱して該クリヤー塗膜又は該クリヤー塗膜と該着色塗膜の両者を硬化せしめてなる複層塗膜形成法であって、該クリヤー塗料(B)が、活性エネルギー線重合性不飽和樹脂又は該樹脂と不飽和モノマーとの混合物(B-1)100重量部当り、(I)1分子中にエポキシ基を少なくとも2個有する樹脂、(II)(1)式で示される化合物及び(III)(a)オニウム塩及び(b)酸性リン酸エステルで構成される硬化触媒からなる混合物(B-2)を10〜100重量部配合してなる組成物を主成分とするものであることを特徴とする。【効果】未硬化部分を生じず、しかも塗装作業性が低下することもなく、平滑性、鮮映性等の塗膜外観、耐スリ傷性、耐酸性等に優れた複層塗膜が形成できる。
請求項(抜粋):
被塗物に、着色塗料(A)を塗装し硬化し又は硬化することなく、活性エネルギー線硬化型クリヤー塗料(B)を塗装し、活性エネルギー線照射及び加熱して該クリヤー塗膜又は該クリヤー塗膜と該着色塗膜の両者を硬化せしめてなる複層塗膜形成法であって、該クリヤー塗料(B)が、活性エネルギー線重合性不飽和樹脂又は該樹脂と不飽和モノマーとの混合物(B-1)100重量部当り、(I)1分子中にエポキシ基を少なくとも2個有する樹脂、(II)非環状の酸無水基を少なくとも2個有し、かつ末端に遊離のカルボキシル基を持たない下記一般式(1)で示される化合物【化1】(式中、Rは炭素数2〜50の一価の炭化水素基であって、該炭化水素基は、エステル結合、エーテル結合及びウレタン結合の少なくとも一種を含んでもよい。R′は炭素数2〜50の二価の炭化水素基であって、該炭化水素基は、エステル結合、エーテル結合及びウレタン結合の少なくとも一種を含んでもよい。nは1〜500の整数である。)、及び(III)(a)オニウム塩及び(b)酸性リン酸エステルで構成される硬化触媒からなる混合物(B-2)を10〜100重量部配合してなる組成物を主成分とするものであることを特徴とする複層塗膜形成法。
IPC (7件):
B05D 1/36 ,  B05D 1/38 ,  B05D 3/06 ,  B05D 5/00 ,  B05D 5/06 ,  B05D 7/24 301 ,  B05D 7/24 302
引用特許:
審査官引用 (2件)

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