特許
J-GLOBAL ID:200903028081465468

エジェクタサイクル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-198884
公開番号(公開出願番号):特開2004-037057
出願日: 2002年07月08日
公開日(公表日): 2004年02月05日
要約:
【課題】多量の冷凍機油が蒸発器内に滞留してしまうを防止する。【解決手段】蒸発器30の冷媒出口側と圧縮機10の冷媒吸入側とを繋ぐ第2オイル戻し通路80に逆止弁81が設けるとともに、蒸発器30の冷媒出口側の圧力が圧縮機10の冷媒吸入側の圧力より大きくなり、かつ、その圧力差が所定圧力差以上となったときに開くように逆止弁81を設定する。これにより、蒸発器30内の冷凍機油が減少すると、逆止弁81が閉じて自動的にオイル戻しモードから通常運転モードに移行し、逆に、蒸発器30内の多量の冷凍機油が滞留すると、逆止弁81が開いて自動的に通常運転モードからオイル戻しモードに移行するので、蒸発器30内に滞留する冷凍機油を所定量以下に制御して圧縮機10に十分な量の冷凍機油を戻すことができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
低温側の熱を高温側に移動させる蒸気圧縮式のエジェクタサイクルであって、 圧縮機(10)から吐出した高圧冷媒の熱を放熱する高圧側熱交換器(20)と、 低圧冷媒を蒸発させる低圧側熱交換器(30)と、 高圧冷媒を等エントロピ的に減圧膨張させるノズル(41)を有し、前記ノズル(41)から噴射する高い速度の冷媒流により前記低圧側熱交換器(30)にて蒸発した気相冷媒を吸引するとともに、膨張エネルギーを圧力エネルギーに変換して前記圧縮機(10)の吸入圧を上昇させるエジェクタ(40)と、 前記エジェクタ(40)から流出した冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離し、気相冷媒用出口が前記圧縮機(10)の吸引側に接続され、液相冷媒用出口が前記低圧側熱交換器(30)に接続された気液分離手段(50)と、 前記低圧側熱交換器(30)の冷媒出口側と前記圧縮機(10)の冷媒吸入側とを繋ぐ冷媒通路(80)を構成する配管手段と、 前記冷媒通路(80)に冷媒を流す場合と流さない場合とを切り換えるバルブ(81、91)とを具備し、 前記冷媒通路(80)に冷媒を流すことにより前記低圧側熱交換器(30)内に滞留した冷凍機油を前記圧縮機(10)に戻すオイル戻しモードを備えることを特徴とするエジェクタサイクル。
IPC (2件):
F25B1/00 ,  F25B41/04
FI (6件):
F25B1/00 389A ,  F25B1/00 101Z ,  F25B1/00 304W ,  F25B1/00 387D ,  F25B1/00 395Z ,  F25B41/04 H
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-291465

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