特許
J-GLOBAL ID:200903028083740547
炭化水素貯留地層からの炭化水素の回収方法及びそれを実施するための装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
青木 篤
, 鶴田 準一
, 島田 哲郎
, 篠崎 正海
, 西山 雅也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-574487
公開番号(公開出願番号):特表2004-522015
出願日: 2002年01月14日
公開日(公表日): 2004年07月22日
要約:
本発明は、石油及び天然ガスの生産に係わり、例えば石油貯留地層、又は例えばガスコンデンセート油層等の、炭化水素貯留地層から炭化水素を回収するために使用可能である。炭化水素貯留地層からの炭化水素の回収のための方法は、少なくとも一つの生産井を介して炭化水素含有流体を回収する手順と、前記流体からのガス状の混合物の少なくとも一部分を分離する手順と、圧入井を介してガスを圧入する手順とを具備する。前記分離されたガス状混合物(その全て又は一部分)が、動力プラントにおいて、酸化剤として使用される空気と共に燃焼されており、該燃焼から生じていて且つ窒素及び二酸化炭素を具備する、排気ガスが前記動力プラントから吐出される。該空気と前記分離されたガス状混合物が混合されて、更に該混合により生じるガス空気混合物が、該燃焼のまえに圧縮されるか、あるいは前記ガス空気混合物が該圧縮において点火される。本発明の方法の別の実施の形態において、該空気と前記分離されたガス状混合物は、圧縮されて、その後混合されて、該燃焼のまえに前記ガス空気混合物を生成するか、あるいは前記ガス空気混合物は、それが混合されると直ぐに点火される。本発明の方法の別の実施の形態において、前記排気ガスは、圧縮されて、圧入ガスのとして使用される。
請求項(抜粋):
炭化水素貯留地層からの炭化水素の回収のための方法においてこの方法は、
少なくとも一つの生産井を介して炭化水素含有流体を回収する手順と、
前記流体からのガス状混合物の少なくとも一部分を分離する手順と、
少なくとも一つの圧入井を介してガスを圧入する手順と、を具備しており;
前記分離されたガス状混合物の少なくとも一部分が、動力プラントにおいて、酸化剤として使用される空気と共に燃焼されており、該空気と前記分離されたガス状混合物の該少なくとも一部分が混合されて、更に該混合により生じるガス空気混合物が、該燃焼のまえに圧縮されるか、あるいは前記ガス空気混合物が該圧縮において点火されて、該燃焼から生じていて且つ窒素及び二酸化炭素をそれらの構成要素として具備する、排気ガスが前記動力プラントから吐出されることと;更に
前記排気ガスの少なくとも一部分は、圧縮されて、その後該圧入ガスの少なくとも一部分として使用される、ことを特徴とする方法。
IPC (1件):
FI (1件):
前のページに戻る