特許
J-GLOBAL ID:200903028084541955

オストミーパウチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-077790
公開番号(公開出願番号):特開平7-313541
出願日: 1995年04月03日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【構成】 アルカリ性の液体に溶解するpH感応性材料から構成され、且つその縁部を接合した一組の側壁11、12;オストミーパウチ10に固定され、側壁11、12に隣接して伸び、ポケット16を形成する外部メンブラン15;およびポケット16中のpH制御材料24を有し、pH制御材料24は、ポケット16に侵入した中性の水をアルカリ性にし、外部メンブラン15は、トイレ容器の水がポケット16に入り且つpH制御材料24と接触させる入口手段28を含み、ポケット16に入ってきた水によって、アルカリ性が達成され、側壁11、12が溶解される、オストミーパウチ。【効果】 使用者が危険な薬剤を持ち運ぶ必要がなく、且つパウチを溶解させるためにトイレ容器の水に何も添加する必要のないオストミーパウチが提供される。
請求項(抜粋):
水中に廃棄可能なオストミーパウチにおいて、該オストミーパウチは、中性pHレベルよりも実質上高いまたは低いpHを有する水性液体にさらされたときに溶解することのできるpH感応性材料から構成され、且つその外側の縁部に沿って互いに接合された一組の側壁;該オストミーパウチに固定され、該側壁の少なくとも1つに隣接して伸び、その間にポケットを形成する外部メンブラン;および該ポケットに含まれる一定量のpH制御材料を有し、該pH制御材料は、該ポケットに入ってきたほぼ中性のpHの水にさらされたとき、該ポケット内におけるその水のpHを中性よりも実質上高いまたは低いレベルに変化させることができ、該外部メンブランは、該パウチが水洗トイレの容器に廃棄されたとき、トイレ容器の水が該ポケットに入り且つ該pH制御材料と接触することを可能にするための入口手段を含み、これにより、該ポケットに入ってきた水によって、中性のpHレベルよりも実質上高いまたは低いpHが達成され、該外部メンブランに隣接する該側壁が溶解されることを特徴とする、オストミーパウチ。

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