特許
J-GLOBAL ID:200903028090889653

石炭焚ボイラの一次空気ドラフト制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-030662
公開番号(公開出願番号):特開平8-226632
出願日: 1995年02月20日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【目的】 複数ミルの起動、停止に伴う一次空気ドラフト変動を抑制し得、燃焼の安定化を図り得る石炭焚ボイラの一次空気ドラフト制御装置を提供する。【構成】 一次空気圧力を一次空気ドラフト検出器9で検出し、減算器14で一次空気圧力と設定値の差を求め、比例積分調節器16で圧力偏差信号15を処理し一次通風機6の風量制御用の開度補正指令17を出力する一方、各ミルのミル差圧をミル差圧検出器13で検出し切換リレー19へ入力し、運転中のミルのミル差圧を切換リレー19から信号18として、又、停止中のミルのミル差圧を0として夫々出力し、第一加算器21で信号18の和を求め、関数発生器23でミル差圧総和信号20に基づき基本開度指令22を出力し、第二加算器25で開度補正指令17と基本開度指令22の和を求め、一次通風機6へ基本開度補正指令24を出力し、風量制御を行う。
請求項(抜粋):
一次通風機(6)から圧送される一次空気により、複数のミル(7)で粉砕された微粉炭を、ボイラ(3)の火炉(4)に配設された複数のバーナ(5)へ搬送する石炭焚ボイラの一次空気ドラフト制御装置であって、一次通風機(6)から圧送される一次空気の圧力を検出する一次空気ドラフト検出器(9)と、該一次空気ドラフト検出器(9)で検出された一次空気の圧力と設定値との差を求め、圧力偏差信号(15)を出力する減算器(14)と、該減算器(14)から出力される圧力偏差信号(15)を比例積分処理して一次通風機(6)の風量制御用の開度補正指令(17)を出力する比例積分調節器(16)と、各ミル(7)のミル差圧を検出するミル差圧検出器(13)と、各ミル(7)の入口側に設けられた一次空気遮断用の遮断ダンパ(11)全閉時には前記ミル差圧検出器(13)で検出されたミル差圧を0とする信号(18)を出力する一方、前記遮断ダンパ(11)非全閉時には前記ミル差圧検出器(13)で検出されたミル差圧をそのまま信号(18)として出力する切換リレー(19)と、各切換リレー(19)から出力される信号(18)の和を求め、ミル差圧総和信号(20)を出力する第一加算器(21)と、該第一加算器(21)から出力されるミル差圧総和信号(20)に基づき一次通風機(6)の風量制御用の基本開度指令(22)を出力する関数発生器(23)と、前記比例積分調節器(16)から出力される開度補正指令(17)と、前記関数発生器(23)から出力される基本開度指令(22)との和を求め、一次通風機(6)へ風量制御用の基本開度補正指令(24)を出力する第二加算器(25)とを備えたことを特徴とする石炭焚ボイラの一次空気ドラフト制御装置。
IPC (3件):
F23N 3/00 ,  F22B 35/00 ,  F23L 1/00
FI (3件):
F23N 3/00 ,  F22B 35/00 ,  F23L 1/00 Z
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭61-223425
  • 特開昭63-065228

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