特許
J-GLOBAL ID:200903028091419677

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-299926
公開番号(公開出願番号):特開平6-146965
出願日: 1992年11月10日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 蒸発燃料のパージ開始初期での空燃比の過濃を防止する。【構成】 燃料タンク7に発生する蒸発燃料をキャニスタ13に吸着し、このキャニスタ13に吸着した蒸発燃料を空気と共にパージ弁16を介して内燃機関の吸気側にパージさせるものであって、酸素センサ6により検出される空燃比フィードバック値によって蒸発燃料の濃度を検出し、この検出した蒸発燃料濃度とパージ率とにより燃料噴射量を減量補正する。また、パージ実行中に空燃比フィードバック値が所定値以上か酸素センサ6の出力がリッチの場合は、濃度検出が不十分であると判断して、濃度検出のための更新量を通常より大きくすると共に、パージ開始時のパージ徐変を停止してパージ率を維持させるか、減量させる。
請求項(抜粋):
燃料タンクに発生する蒸発燃料をキャニスタに蓄え、このキャニスタに蓄えられた蒸発燃料を空気と共に放出通路を介して内燃機関の吸気側に放出するようにした内燃機関の空燃比制御装置であって、前記内燃機関の空燃比を検出する空燃比検出手段と、この空燃比検出手段により検出された空燃比に応じて内燃機関に供給される混合気の空燃比をフィードバック制御する空燃比フィードバック手段と、前記キャニスタより前記放出通路を介して前記内燃機関の吸気側に放出される蒸発燃料を含む空気のパージ率を変化させる流量制御弁と、前記流量制御弁によるパージ率を機関状態に応じて制御するパージ率制御手段と、前記フィードバック手段による空燃比フィードバック値に基づき前記蒸発燃料の濃度を検出する濃度検出手段と、前記濃度検出手段により検出した蒸発燃料濃度と前記パージ率制御手段によるパージ率とに応じて空燃比が所定値となるように燃料量を補正するパージ応動燃料量補正手段と、前記流量制御弁によるパージ実行中に、前記空燃比検出手段の出力、前記空燃比フィードバック値の少なくとも1つに基づいて空燃比が過濃であると判断すると前記濃度検出手段の濃度更新量を通常より大きくする空燃比応動濃度更新手段とを備える内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/02 330 ,  F02M 25/08 301
引用特許:
審査官引用 (3件)

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