特許
J-GLOBAL ID:200903028091642350

非接触型データキャリアシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-010303
公開番号(公開出願番号):特開平9-204500
出願日: 1996年01月24日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】 電磁界を媒体に共振回路で信号の送受信を行うことに起因する共振回路の自由振動を吸収するための抵抗を従来のように付加することなく、共振回路の自由振動を小さくして自由振動に伴う問題を解消し、正確な信号の送受信を実現できる非接触型データキャリアシステムを提供する。【解決手段】 リーダ/ライタ10は、共振周波数が搬送波周波数に対してずらして設定された共振回路14と、位相変調方式の変調回路12とを有し、変調回路12によって位相変調したデータ信号を共振回路14に入力することによって、共振回路14の自由振動を利用してデータ信号の位相変化をパルス幅の変化に変換してデータキャリア20へデータ信号を送信するものである。データキャリア20は、復調回路を有し、リーダ/ライタデータからのデータ信号のパルス幅を復調回路22によって識別することでデータ信号を受信するものである。
請求項(抜粋):
所定の共振周波数で共振する共振回路をそれぞれ備えたデータキャリアとリーダ/ライタとを含み、データキャリアとリーダ/ライタとの間にて、データ信号および電力のうちの少くともデータ信号を非接触に送受信することによってデータ信号の記録再生を行う非接触型データキャリアシステムにおいて、前記リーダ/ライタは、共振周波数が搬送波周波数に対してずらして設定された共振回路と、位相変調方式の変調回路とを有し、前記変調回路によって位相変調したデータ信号を前記共振回路に入力することによって、該共振回路の自由振動を利用してデータ信号の位相変化をパルス幅の変化に変換して前記データキャリアへデータ信号を送信するものであり、前記データキャリアは、復調回路を有し、前記リーダ/ライタデータからのデータ信号のパルス幅を前記復調回路によって識別することでデータ信号を受信するものであることを特徴とする非接触型データキャリアシステム。
IPC (2件):
G06K 17/00 ,  G06K 19/07
FI (2件):
G06K 17/00 F ,  G06K 19/00 H

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