特許
J-GLOBAL ID:200903028092589509

脱硝装置のアンモニア注入量制御方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川北 武長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-233442
公開番号(公開出願番号):特開平7-088331
出願日: 1993年09月20日
公開日(公表日): 1995年04月04日
要約:
【要約】【目的】 高速負荷変動時でも脱硝装置出口のNOxおよびリークアンモニアを低濃度に維持することができる脱硝装置へのアンモニア注入量制御方法を提供する。【構成】 脱硝装置で処理すべき排ガスの総NOx量に応じてアンモニア注入量を制御する脱硝装置のアンモニア注入量制御方法において、処理すべき排ガス流量と入口NOx濃度、出口NOx濃度に基いて必要アンモニア流量を算出し、現在の処理ガス流量と脱硝率を用いて現在の触媒吸着アンモニア量を演算し、n分後に予想される処理ガス流量と必要脱硝率からn分後に必要となる触媒吸着アンモニア量を演算し、この両者の吸着アンモニア量の偏差値により必要アンモニア流量を補正し、補正後のアンモニア流量要求信号に基いて脱硝装置へのアンモニア注入量を制御する。【効果】 脱硝装置出口NOx、リークアンモニア濃度を低濃度に維持できる。
請求項(抜粋):
装置入口から窒素酸化物(NOX )を含有する排ガスを導入するとともに排ガス中にアンモニアを注入して装置内に設けた脱硝触媒によって前記NOX を接触還元した後、装置出口から排出する脱硝装置へのアンモニア注入量制御方法において、導入した被処理排ガス流量と入口NOX 濃度から入口NOX 量を求める工程と、入口NOX 濃度と出口NOX 濃度に基づきNOX 量に対する必要アンモニアモル比を求める工程と、前記入口NOX 量と必要アンモニアモル比から必要アンモニア流量を求める工程と、現在の処理ガス流量と脱硝率を用いて現在の触媒吸着アンモニア量を演算する工程と、n分後に予想される処理ガス流量と必要脱硝率からn分後に必要となる触媒吸着アンモニア量を演算する工程と、この両者の吸着アンモニア量の偏差に基づいて前記必要アンモニア流量を補正してアンモニア流量要求信号を求める工程と、このアンモニア流量要求信号と現在のアンモニア注入量の偏差に基づいてアンモニア流量制御装置を操作する工程とを備えたことを特徴とする脱硝装置のアンモニア注入量制御方法。
IPC (4件):
B01D 53/94 ,  B01D 53/56 ,  B01D 53/74 ,  B01D 53/86 ZAB
FI (3件):
B01D 53/36 101 A ,  B01D 53/34 129 E ,  B01D 53/36 ZAB
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-346819

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