特許
J-GLOBAL ID:200903028104098883

車両用自動スライドドアの挟み込み制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-153313
公開番号(公開出願番号):特開平11-342740
出願日: 1998年06月02日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】 高速度から低速度に切り替えて閉扉動作を行わせるようにした自動スライドドアにおける挟み込みの誤判定が生じることを防止する。【解決手段】 高速度から低速度に切り替えることにより目標値が低下していると判別された場合には係数Kに1より大きい補正係数αを掛けて係数Kの値を増大(K=α・K)し、目標値低下時における判定値Tjを、一定速度で制御する場合に比して大きくする。【効果】 目標値低下制御を行う速度切り替え区間における判定値Tjが一定速度で制御する場合よりも大きいため、その区間における実周期Trの増大に対して誤判定することを防止し得る。
請求項(抜粋):
車両にスライド自在に設けられたスライドドアの少なくとも閉扉動作をモータにより駆動して自動的に行う際に、全開側では所定の高速度でスライドさせると共にその後所定の低速度でスライドさせる制御を行うようにした車両用自動スライドドアの挟み込み制御方法において、前回の挟み込み判定時のスライド速度から求めた判定値と今回の挟み込み判定時のスライド速度とを比較してスライド速度の大きな低下に基づいて挟み込み判定を行うと共に、前記高速度から前記低速度に切り換わる区間にあっては、その目標速度低下信号に応じて前記判定値を所定量増大させることを特徴とする車両用自動スライドドアの挟み込み制御方法。
IPC (3件):
B60J 5/00 ,  B60J 5/06 ,  E05F 15/14
FI (3件):
B60J 5/00 D ,  B60J 5/06 A ,  E05F 15/14

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