特許
J-GLOBAL ID:200903028109119838
表面欠陥が極めて少なくかつ磁気特性に優れる高磁束密度方向性電磁鋼板の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 暁秀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-123907
公開番号(公開出願番号):特開2001-303131
出願日: 2000年04月25日
公開日(公表日): 2001年10月31日
要約:
【要約】【課題】 方向性電磁鋼板の製造に際し、インヒビターとしてBiを利用した場合に懸念された2次再結晶の不安定性を解消して、極めて高い磁束密度B8 を達成すると共に、Bi含有鋼に本質的に内在する被膜特性不良を効果的に解消する。【解決手段】 方向性電磁鋼板の製造工程中、特に熱間圧延に際し、粗圧延開始前に、1125°C以上の温度で1時間以上、10時間以下の加熱処理を、平均酸素濃度:100 〜50000 ppm の雰囲気中で行い、かつ粗圧延開始から仕上げ圧延終了までの時間を30秒以上 300秒以内とし、さらに上記の圧延中、圧延材の表面温度を板厚中心温度より常に低い状態に保持する。
請求項(抜粋):
Si:2.5 〜4.5 mass%と、CとNiのうちから選んだ1種または2種を0.03≦C+(Ni/30) ≦0.10mass%の範囲で含み、かつBi:0.005 〜0.05mass%と、インヒビター元素を含有する組成になる鋼スラブを、熱間圧延、冷間圧延および熱処理を組み合わせた一連の工程によって処理してなる方向性電磁鋼板の製造方法において、熱間圧延に際し、粗圧延開始前に、1125°C以上の温度で1時間以上、10時間以下の加熱処理を、平均酸素濃度:100 〜50000 ppm の雰囲気中で行い、かつ粗圧延開始から仕上げ圧延終了までの時間を30秒以上 300秒以内とし、しかも上記の圧延中、圧延材の表面温度を板厚中心温度より常に低い状態に保持することを特徴とする、表面欠陥が極めて少なくかつ磁気特性に優れる高磁束密度方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 8/12
, B21B 3/02
, C22C 38/00 303
, C22C 38/08
, C22C 38/60
FI (5件):
C21D 8/12 B
, B21B 3/02
, C22C 38/00 303 U
, C22C 38/08
, C22C 38/60
Fターム (4件):
4K033RA04
, 4K033SA02
, 4K033SA03
, 4K033TA01
引用特許: