特許

J-GLOBAL ID：200903028121771575

リン酸型燃料電池およびその製造方法

発明者： 田沼 良平
出願人/特許権者： 富士電機株式会社
代理人 (1件)： 山口 巖
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-334513
公開番号（公開出願番号）：特開平9-180737
出願日： 1995年12月22日
公開日（公表日）： 1997年07月11日
要約：

【要約】【課題】触媒層の厚さを低減する手段を提供し、触媒金属の使用量を抑制して製造コストを低減し、かつ触媒の劣化、カーボンの腐食を防止して長期にわたり安定して運転できるものとする。【解決手段】担体カーボンに触媒金属を担持した粉末触媒をポリテトラフルオロエチレンおよび分散媒とともに混練して触媒・担体混合体14を作製し、ローラー13を用いてロール成形して得られた予備成形触媒膜15と、担体カーボンをポリテトラフルオロエチレンおよび分散媒とともに混練して担体混合体16を作製し、ロール成形して得られた予備成形担体膜17を、重ね合わせてロール成形する方法によって複合触媒膜20を製作し、燃料極と空気極のうち、少なくともいずれか一方の電極の触媒層として用いる。

請求項（抜粋）：

リン酸電解質を含むマトリックスを挟持する燃料極と空気極がマトリックスに接する面に触媒層を結着してなるリン酸型燃料電池において、燃料極の触媒層と空気極の触媒層のうち、少なくともいずれか一方の触媒層が、マトリックスに近い領域に相対的に多量の触媒金属を偏在してなることを特徴とするリン酸型燃料電池。

IPC (3件)：

H01M 8/02 ,  H01M 4/86 ,  H01M 4/88

FI (3件)：

H01M 8/02 E ,  H01M 4/86 M ,  H01M 4/88 K