特許

J-GLOBAL ID：200903028127290544

自動焦点調節装置

発明者： 平沢 方秀
出願人/特許権者： キヤノン株式会社
代理人 (1件)： 丸島 儀一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-126182
公開番号（公開出願番号）：特開平6-339062
出願日： 1993年05月27日
公開日（公表日）： 1994年12月06日
要約：

【要約】【目的】 測距領域の選択を最適化することにより誤動作なく、高精度の自動焦点調節装置を提供することにある。【構成】 画面内に大小異なる測距領域を設定可能とし、合焦後の再起動時において、前記各測距領域内における焦点状態を判定し、その判定の結果に基づいて測距領域を選択する。また各測距領域に優先度をつけておき、再起動時に合焦状態を得たときの測距領域が優先度の高い測距領域であつた場合には、その測距領域を選択し、合焦状態を得たときの測距領域が優先度の低い測距領域であつた場合には、各測距領域内における焦点状態を判定して測距領域を決定する。またフオーカスレンズを駆動して焦点調節動作を行い、合焦状態に至ったときに、優先度の高い測距領域内に測距可能な被写体が存在するか否かを判別し、存在するならば優先度の高い方の測距領域を用いて自動焦点調節を行う。

請求項（抜粋）：

画面内に第1の測距領域と該第1の測距領域に対して大きさの異なる第2の測距領域を含む複数の測距領域を設定可能な測距領域設定手段と、合焦状態から焦点調節用の光学素子を駆動して焦点調節動作に移行する際に、前記第1の測距領域と第2の測距領域内における焦点状態を判定する判定手段と、前記判定手段の出力に基づいて焦点調節動作開始後の測距領域を選択する選択手段と、を備えたことを特徴とする自動焦点調節装置。