特許
J-GLOBAL ID:200903028127919647

ワンド式読取り装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-163276
公開番号(公開出願番号):特開平5-189590
出願日: 1992年06月23日
公開日(公表日): 1993年07月30日
要約:
【要約】【目的】 広範囲の作業角でさまざまな密度のバーコードを容易に読み取ることができるようにする。【構成】 本発明のワンド式読取り装置の発光素子、光検出素子、および関連回路網は、走査したバーコードから2つのデータチャンネルを得るように配列されている。2つのチャンネルは異なる解像度を有する。2つのチャンネルのデータは分析され、1つの復号結果が得られる。作業角とバーコードの密度が変わっても、異なる解像度をもつ2つのチャンネルの少なくとも一方は、バーコードデータの全部または大部分を検出するのに適しているはずである。正しい結果を生成するチャンネルのデータはそのまま使用することができる。たとえ2つのチャンネルがそれ自体は正しい結果を生成しなくても、各チャンネルのデータを分析して、それらのデータの正しい部分を組み合わせることにより、1つの正しい復号結果を生成することができる。
請求項(抜粋):
光学的符号化情報を読み取るときのワンド式読取り装置の作業角の範囲を拡大する方法であって(作業角は、ワンド式読取り装置の主軸と光学的符号化情報が印刷された表面に垂直な線とのなす角と定義する)、(a)(i)第1直径の第1有効検出スポットから反射された光を光学的に感知し、かつ(ii)第1直径より大きい第2直径の第2有効検出スポットから反射された光を光学的に感知するため、ワンド内に発光素子と検出素子を配置するステップ、(b) 第1および第2有効検出スポットを光学的符号化情報の一方から他方へ通過させることにより、(i)第1有効検出スポットが通過するとき光学的符号化情報を感知し、それに応じて第1検出信号を発生し、かつ(ii)第2有効検出スポットが通過するとき光学的符号化情報を感知し、それに応じて第2検出信号を発生するステップ、および(c) 上記2つの検出信号から1つの光学的符号化情報の復号化表現を導くステップ、から成り、第1および第2有効検出スポットの直径は作業角の増加に比例して増加すること、そしていろいろな作業角において、少なくとも1つの有効検出スポットは光学的符号化情報を正しく読み取るのに適したサイズのスポットであることを特徴とする方法。
IPC (2件):
G06K 7/015 ,  G06K 7/10
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-162181

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